ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、藤原斉信役・金田哲さんから!
金田哲さんの第26回振り返り
——道長(柄本佑)、公任(町田啓太)、斉信、行成(渡辺大知)の4人は、視聴者から「平安のF4」と呼ばれ親しまれていました。道長が左大臣に出世する一方で、源俊賢(本田大輔)が新たに加わり、一条帝(塩野瑛久)の四納言が誕生しましたね。
新たなユニット結成ですね(笑)。この前、俊賢役の本田さんに、「俊賢は四納言のひとりなのに、どうして『F4』に入っていないんですか? ってファンから質問がくるんだよ」と言われたんです。「F4」のメンバーは、みな藤原(Fujiwara)姓だから「F」なんですけど……。
申し訳ない気持ちになって、四納言としての呼び名を考えなくては、と思っています。俊賢さんは「源」姓だから新F4はダメだし、納言(Nagon)のNを取って「一条帝のN4」か、「シナゴンズ(四納言’s)」がいいかな?
——俊賢の印象はいかがですか。
俊賢さんは年上だから、頼れる感じはあります。最近、陣定の場でもずっと一緒ですし。実は、俊賢は行成と仲がいいんですよ。ふたりとも一癖ある感じが似ていて、斉信としては、ちょっぴり警戒しているところがありますね。
本田さんとは、2017年にNHKのドラマ「アシガール」で共演させていただいて以来、一緒に食事に行くなど、プライベートでも仲よくさせていただいています。「アシガール」のときは、ライバル関係だったんです、すごい嫌な感じの。でも今回またご一緒できて、一条帝を支える四納言の仲間としてお芝居ができるのはすごく嬉しいですね。