みなさん、こんにちは。朝ドラ見る子です。さっそくですが、「ブギウギ」見てますか〜?
うんうん、わかってますよ。本格的な秋の訪れとともに現れたニューヒロイン鈴子の、はじける笑顔と伸びやかな歌声に、みなさんのハートがすでにズキズキワクワクし始めているってことは!
……え? なになに、9月で放送が終わった「らんまん」&「あまちゃん」(BSで再放送してました)のダブルロスから立ち直れず、つい出遅れてしまったですって〜?

大丈夫。安心してください。まだ、間に合いますよ!
10月2日の放送開始に先駆け、9月29日に放送された「ブギウギ」のPR番組「来週スタート!『ブギウギ』スペシャル」
NHKプラスなら、10月13日(金)午前11:54まで視聴可能なのです!

「ブギウギ」の世界にどっぷりつかるための準備体操にはぴったりの一本。出遅れちゃったあなたはもちろん、すでに来週の放送が待ちきれないあなたにも、ぜひぜひご覧いただきたい! ここでは、気になるその内容を、ちょこっとだけ紹介しちゃいますよ。


▼高瀬アナによる趣里さんインタビューが熱い!“素”の姿を要チェック!

何といってもいちばんの見どころは、「ブギウギ」で語り(ナレーション)を務める高瀬耕造アナによる、うれしはずかし(?)ヒロインインタビューです。とにかく、とってもうれしそうな高瀬アナ。自他ともに認める“朝ドラ好き”とはいえ、鼻の下、伸びまくりでは……?(笑)

で、インタビューの詳しい内容は番組を見ていただくとして……私が声を大にして言いたいのは、これは“役衣装・役メイクではない”趣里さんの姿を見られる、貴重な機会だってことです!

朝ドラのメイクって、実はけっこう独特だって、みなさん気づいてますか? 半年間、毎朝見てきて、「この人はこういう顔だよね」って思っていた俳優さんが、朝ドラが終わって別の番組に出ているのを見かけると、「あれ?この人、こんなにキレイだったっけ?」って思うこと、ありませんか? 私はあります。めちゃくちゃ、あります。

見るる(妹)「ちょ、ちょっと待って、姉さん。それって、朝ドラのメイクをディスってない!? 大丈夫!?」

「だってホントだもん。ほら、朝ドラって、ドラマにリアリティをもたせるために、衣装もメイクも、基本、時代設定、役の年齢、職業とかに合わせてるじゃん? で、だいたい地味じゃん? ヒロインってたいてい、天然系の地味子じゃん? だから、どうしても、その俳優さんが本来持ってるポテンシャルより見栄えが抑え気味なことが多い気がするんだよね〜」

見るる「あ、そういう意味か。うーん、スズ子の場合は地味ではないけど、第1話で出てきたステージメイクはまつ毛バッサバサだったし、趣里ちゃんのことを『ブギウギ』で初めて見た人は、素の顔がどんなか、わからないかも」

「でしょ〜? 別にすっぴんが見たいとかってわけじゃなくてさ、これから半年の間、見守っていく我らがヒロインの、今風な姿を、この際、しっかり見ておきたいじゃない」

見るる「確かに。インタビュー受けてる趣里ちゃん、かわいかったもんね!」
「でしょ〜?」(←なぜか勝ちほこる)
……ということで、みなさんも、要チェックですよ!

そして、趣里さんは、おしゃべりも魅力的。語ってくれたのは、歌や踊りが満載の役作りについて、にぎやかな共演者(特にお母ちゃん、お父ちゃん)のこと、そしてドラマの撮影をしている大阪と、ロケで訪れた香川県でのエピソードなど。

作品同様、撮影現場もにぎやかな様子!

「大阪、最高ですよね!」「香川、最高でした!」と、満面の笑顔です。
ちなみに、趣里さんがドラマに本格的に登場するのは第3週から。でも、趣里さんいわく、第1・2週は、「なぜ、鈴子がああいう人になっていったのかがつまった、『ブギウギ』の軸みたいな週」とのこと。

語り担当として、一足先に先のほうの回まで視聴済みの高瀬アナも、「私が保証します! とんでもない(すばらしいドラマ)です」と断言。

これから、「とんでもないものが出てきます! すごいものを朝から見ることになる! そういうものが出てきますので、お楽しみに!」と熱っぽくPR。これまで以上に、朝ドラ愛、否、「ブギウギ」愛が溢れてました(笑)。


▼ちび鈴子役・澤井梨丘ちゃんのインタビューも!

さて、本役の趣里さんに代わって、第1・2週にヒロイン鈴子の子ども時代を演じるのが、現在13歳という澤井梨丘りおかちゃん。番組では、彼女の素顔もたっぷり見ることができます♪

朝ドラみる家の母「へえ〜、6人きょうだいの末っ子で、負けず嫌いな性格なんですって」
同じく父「ドラマに出るのも、こうしてインタビューを受けるのも初めてだそうだ。初々しいなあ」

「700人もの応募者からオーディションで選ばれたらしいわよ。チーフ演出の福井充広さんも、初めて見た時から『趣里さんに似てる! この子のオーディション、うまくいくといいな』って思ったんですって」

「歌唱指導の南綾さんやタップダンスを指導した奥山賀津子さんも、そのがんばりを絶賛しているぞ。これは応援したくなるなあ」

……え〜と、父さん、母さん、ワザとらしいコメント、ありがとうございました(笑)。
そう、この番組を見ると、このような雑談が朝ドラ友達とできますよ★

さらに、梨丘ちゃんは、初のテレビリポーターにも挑戦! ドラマの舞台のひとつ、鈴子の実家「はな湯」のロケ地として使った、大阪・弁天町駅近くにある創業63年の銭湯を再訪して、収録秘話をいろいろ教えてくれています。いやあ、確かに初々しい!


▼スタジオゲストは、翼和希さん! めっちゃ気さくな男前美人!

さらに見逃し厳禁なのが、これから鈴子が入団する「梅丸少女歌劇団(USK)」の先輩にして男役トップスターの橘アオイを演じている、翼和希さんのお姿。
実は、彼女自身、USKのモデルとなっている「OSK日本歌劇団」の現役男役スター! でもテレビドラマは初出演だそうで、なんだかこちらも、初々しいんです。

翼さんの、その秋らしいパンツルックの第一印象は……「あら、かっこいい」(by母)。
その姿をしばらく見続けているうち……「なんだ、美人じゃないか」(by父)。
さらに、大阪府枚方市出身であることが判明。もちろん関西言葉も飛び出して……「わあ、めっちゃ気さくな人! 好き! ……推せる!」(by見るる)。

ドラマ撮影の舞台裏からOSKの歴史までを爽やかに語る姿、ドラマへの真摯な態度、劇団への愛、気さくな雰囲気……どれをとってもすてきで、確かに、これは、好きにならずはいられません! 少なくとも、我が家は全員、すでにファンになりかけています(笑)。
翼さんは、さっそく来週からドラマに登場する様子。みなさんも、どうぞお楽しみに!

……ほーら、あなたもだんだん、気になってきたでしょう?
もう一度言っておきますね。「来週スタート!『ブギウギ』スペシャル」。
NHKプラスなら、10月13日(金)午前11:54まで視聴可能です!


▼東京だけやおまへんで! 「大阪ブギウギ」を要チェック!

一方、すでに視聴ができなくなってしまう関連番組もあるんですよね……。
はい、安心してください。ちゃーんと、見ておきました! 気になるあの人のコメントや撮影秘話など、これから、妹・見るるによる連載「朝ドラ見るるの『ブギウギ』豆知識」の中にとりまぜて、ちょいちょい、ご紹介できればと思っています。

でも、最後にひとつだけ、「ブギウギ」を楽しみにしているみなさんに、まだ見られる関連番組をご紹介しましょう! その名も、「名曲アルバム 大阪ブギウギ」! こちらは、NHKプラスで10月11日(水)午後0:45まで視聴可能です。

何やそれ、ブギウギといえば「東京ブギウギ」やろ、バッタもんかいな? と思ったそこのあなた! ちゃいますねん!(←誰だ)

確かに、“ブギの女王”こと、笠置シヅ子の代表曲といえば、1947年に発表された「東京ブギウギ」なんですが、その翌年、大阪の復興大博覧会の記念歌として出された、この「大阪ブギウギ」も、シヅ子がたくさん発表した “ご当地ブギウギ”の中では、最もヒットした、立派な代表曲なのです。作曲を手がけたのも、「東京ブギウギ」と同じく服部良一。

それを今回、「ブギウギ」の音楽担当でもある服部隆之さんが編曲し、大阪出身のシンガーソングライター・矢井田瞳さんの歌唱でもって新録音したとか。

矢井田瞳さんと服部隆之さん。

そう、「名曲アルバム」って、クラシックだけじゃないんですよ!
あわせて流れる映像では、大阪らしい街並みのほかに、「ブギウギ」の撮影で使われた銭湯も登場。これは、朝ドラファンなら見るっきゃない、ですよ★

以上、今回は、始まったばかりの「ブギウギ」応援企画として、PR番組をPRしてみました(笑)。え、うん、まわりくどいことしてごめんなさい……。だって、意外と知られてなくてもったいないから! 見ていただきたくて!
ちなみに、これから放送される「ブギウギ」の関連番組(キャストがゲスト出演する番組)はこちら!

大好き♡東北 定禅寺しゃべり亭」……柳葉哲郎さんが出演!
10月7日(土)午前11:00~11:54(総合・東北地方)
※放送後2週間、NHKプラスで配信あり

サンドどっちマンツアーズ」……伊原六花さん、翼和希さんが出演!
10月8日(日)午後6:05〜6:45(総合)
※放送後1週間、NHKプラスで配信あり

今から来週の放送が待ちきれないあなたにうってつけ。ぜひチェックしてみてくださいね。

“朝ドラ”を見るのが日課の覆面ライター。朝ドラを日々のスパイスとして、朝ドラをきっかけにいろいろなことを考えたり、人と話したりするのが好き。地方生まれ、東京暮らし、ときどき帰省。その影響で、最近は両親(60&70代のシニア夫婦)も朝ドラを見るのが習慣に。さらに、渋いおじさん好きの姉(朝ドラ見る姉)と若いイケメン好きの妹(朝ドラ見るる)も。家族ぐるみの(?)、自由気ままなレビューをお届けします♪

趣里、柳葉敏郎、澤井梨丘、脚本家・足立紳、音楽担当の服部隆之が作品への思いをつづった会見記事はこちら