道隆みちたか(井浦新)の死後、一条天皇(塩野瑛久)が次の関白に任じたのは道兼みちかね(玉置玲央)だった。道兼は民の為によい政をと奮起していたが、関白就任の日に倒れ、七日後にこの世を去る。

その頃、為時ためとき(岸谷五朗)の屋敷にききょう(ファーストサマーウイカ)がまひろ(吉高由里子)を訪ねてくる。だいでは、次の関白は伊周これちか(三浦翔平)か道長みちなが(柄本佑)か、といううわさ​話で持ち切りだと聞かされたまひろ。夜、道長との思い出の場所へ行くと……。