年の暮れ、まひろ(吉高由里子)は道長みちなが(柄本佑)との子を出産。宣孝のぶたか(佐々木蔵之介)は子をかたと名付け、約束通り我が子として育て始める。

一方、道長は入内じゅだいさせた娘のあき(見上愛)を中宮にし、さだ(高畑充希)ときさきを2人にする「一帝二后」を、国家安寧あんねいのためにもくろんでいた。

あき(吉田羊)や行成ゆきなり(渡辺大知)がいちじょう天皇(塩野瑛久)の説得にあたる。しかし、当の彰子が一条天皇の心を捉えられる気配はなく……。