昭和26年、視察のためにアメリカに行っていた(とも)()(伊藤沙莉)が帰国する。雑誌の取材を受け、多岐川(滝藤賢一)とラジオにも出演。それぞれ「家庭裁判所の父」「家庭裁判所の母」と呼ばれ、後輩もできて順風満帆の生活を送っていた。

そんな中、寅子は福田慶太(中村無何有)・瞳(美山加恋)夫妻の離婚調停を担当することに。妻が不貞行為をしたことで、夫が離婚を申し立てたのだ。どうやら瞳は寅子が担当することで、自分に有利な判断をしてもらえると考えているようで……。