昭和24年1月、全国に家庭裁判所が設立される。最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった(とも)()(伊藤沙莉)は、多岐川(滝藤賢一)とともに戦争孤児の問題に向き合う。

視察に出かけた寅子は上野の街でスリの少年・道男(和田庵)を追い、よね(土居志央梨)と再会する。(とどろき)(戸塚純貴)とよねは焼け残ったカフェー「燈台」に弁護士事務所を開いていた。

寅子ははる(石田ゆり子)の了承を得て、道男を猪爪いのつめ家に居候させるが、花江(森田望智)にとった態度が誤解され、道男が家を飛び出してしまう。