道長みちなが(柄本佑)は中宮・あき(見上愛)の懐妊祈願のため、息子の頼通よりみち(渡邊圭祐)とともにたけもうでへ向かう。しかし険しい行程と悪天候に悩まされ、目的地であるきんせんへの到達に手こずっていた。そんな中、伊周これちか(三浦翔平)が武者を引き連れ、不穏な動きを見せる。

一方、まひろ(吉高由里子)の書く物語に興味を持ったいちじょう天皇(塩野瑛久)。まひろに物語の真意をたずね、その内容に自身の境遇を重ねていた。さらに、まひろは彰子の本心を知り……。