GHQからの通達により、桂場(松山ケンイチ)らは家庭裁判所設立に向けて動きだす。職務を成し遂げたあかつきには裁判官にしてほしいという条件をつけて、家庭裁判所設立準備室に異動することになった(とも)()(伊藤沙莉)だが、上司の多岐川幸四郎(滝藤賢一)はとにかく変わった人物で、不安を覚える。

寅子たちの仕事は、従来からある少年審判所と新しくできた家事審判所を合併させ、2か月後には全国に家庭裁判所を発足させる、というものだった。