昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命される。

竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そして道男(和田庵)にも人生の転機が訪れる。

とも(伊藤沙莉)もまた、更年期の不調を抱えながら、認知症の百合(余貴美子)に向き合っていた。

そして12月、ついに「原爆裁判」の判決が言い渡される日がやってきて――。