病を患い、治療に専念している多岐川(滝藤賢一)を(とも)()(伊藤沙莉)は見舞う。そして昭和44年、学生運動が激化。事件に巻き込ま れた(こう)(しゅく)(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕される。

一方、よね(土居志央梨)と(とどろき)(戸塚純貴)は、尊属殺人の罪に問われている美位子みいこ(石橋菜津美)の弁護を担当していた。穂高(小林薫)が尊属殺の重罰規定に関する判決にかかわった当時から時は流れ、時代は大きく変わったが……。