優三(仲野太賀)は弁護士の道をあきらめ、直言なおこと(岡部たかし)の工場で働くことを決めて猪爪家を出る。一方のとも(伊藤沙莉)はうん(塚地武雅)の事務所で働きながら、弁護士実務を学び始める。

昭和14年。昼休みには、同じく修習中の花岡(岩田剛典)やとどろき(戸塚純貴)と公園で顔を合わせて励まし合うことが寅子の息抜きになっていた。雲野が担当していた事件が落ち着いたある夜、寅子の元に花岡から電話がかかってくる。