ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、まひろ役・吉高由里子さんと、藤原ふじわらみちつな役・上地雄輔さんから!


吉高由里子さんの第15回振り返り

――ファーストサマーウイカさん演じるききょう(清少納言)との関係は?

紫式部のライバルと目される方なので、もっとバチバチした関係なのかと思っていましたが、わりと「よきはけ口」として愚痴ぐちをこぼしにきたりとか、今のところちゃんと会話してますよね(笑)。みんなは「もっとやりあってほしかった」と思うのかもしれませんが。

その一方で、ききょうさんはすでに定子の女房となって動き出しているのに、自分は何をやっているんだろうという悔しさもあったり。よきライバルというか戦友というか、その人がいたからこそ「なにくそ!」と踏ん張れる時期が出てくるかもしれないですね。

生まれつき身分が低いことへの劣等感はずっとあると思うんですけど、まひろもこれから階段を昇っていくのでしょう。まだだいに上がっていないので実感は湧かないですが、私も早く(自分の家とは違う)“きれいな床”の住人の仲間に入りたいなとは思っています(笑)。


上地雄輔さんの第15回振り返り

──石山寺でまひろたちに出会い、いをかけたシーンをどう思いましたか?

「まひろと、ここでからんでくるかー」って思いました。「あ、こういうオチね」みたいな(笑)。ただ、「道綱~(怒)」っていうより、「いや、わかるけどね……(苦笑)」と言われるキャラクターにしたいと思ったんです。

まひろとさわ(野村麻純)を間違えちゃったけど、さわを応援している人が「失礼じゃないか!」と怒るんじゃなくて、「もう、なんなのよ~」と笑っていただければと。

セリフの言い回しなのか、相手との距離感なのか、テンションなのか、声のキーの高さなのか、その微妙な違いによって最低なやつになるのか、笑って許されるやつになるのか、紙一重だと思うんです。

現代でもあるじゃないですか。同じ言葉でも、こいつが言うと許せるけど、あいつが言うとムカつく、みたいな(笑)。普通に考えれば最悪と思えるセリフで、いかに応援されるようになれるか、自分の中でも挑戦だったというか、この場面が皆さんにどう受け取られるのか楽しみです。