優三(仲野太賀)が法律の授業を受ける教室から聞こえた「女性は無能力者」という言葉に、思わず反応してしまった寅子(伊藤沙莉)は、教授の穂高(小林薫)と臨時講師の裁判官・桂場(松山ケンイチ)と出会う。

法律に強い関心を示した寅子に「明律大学女子部法科」へ来いと言う穂高。そこは、女性も弁護士になれる時代が来ることを見越した女性のための法律の学校だった。

その言葉に希望を見いだした寅子は、大反対するであろう母・はる(石田ゆり子)が実家に帰っている間に出願しようと考える。