今週の「ブギウギ」見てたら、こっちまですっかりライスカレーの口に……。みんな、ちょっと食べすぎじゃない〜!?(笑)
どうも! 朝ドラ見るるです。ジャルジャルのお二人が働いてる洋食屋さん、行きたすぎる。

先週、単独公演前の大事な時期に鈴子が倒れたときは、ほんとどうしようかと思ったけど、すぐに復活できて安心しましたね。
というか、「はな湯」の従業員のゴンベエさん、季節外れの桃を持ってきてくれたり、それを食べたら百日咳(?)が5日で治ったり、いったい何者? 実は仙人……とか?(←桃だけに!笑)ムム……謎が深まるなあ。
でも、何はともあれ同期3人ともデビューできて、仲良くなれて本当に良かった!!

第3週は、デビューから6年が経ち、大きくなったUSKの一員として、才能とは?続けることの大切さとは?と、スズ子たちがもがくお話(18日水曜現在!)。こう見ると、舞台の上ではキラキラ輝いているスターたちも、実際は不器用で一生懸命な女の子たちなんですね。

大和さんがはじめた「ラインダンス」って何? スズ子の同期や後輩についてもっと知りたい、と思った、そこのあなた!(ビシッ)ええ、バッチリ調べましたとも。

さあ、今週も元気よく「ブギウギ」豆知識、はじめるでぇ~!


▼鈴子とスズ子 ついに本役登場!

今週あらためて思いましたけど、ほんと朝ドラって、本役の俳優さんに似てる子役さんを見つけてくるの上手ですよね!? スズ子役の趣里さんと澤井おかちゃんもそうだけど、スズ子と一緒に成長した同期組の子役と本役の俳優さんも、そっくりだと思いませんか?

まず、乾物屋の“お嬢さん”の白川幸子ちゃん──本役を演じているのは、俳優の清水くるみさんです。きゅるんとしつつもしたたかな感じが、子役のみなみ希良梨きらりさんに激似!!


姉さん「なるほどね。じゃあ、もう一人の同期、背の高いオカッパ髪の方は?」

桜庭辰美ちゃんね! ……芸名・桜庭和希ちゃんを演じるのは、俳優の片山友希さん。実は片山さんも、実直で頑張り屋さんな雰囲気が、子役の木村湖音ことさんと瓜二つ。並んだら、「姉妹?」って聞きたくなっちゃいそう(笑)。

片山さんは「べっぴんさん」に続いて2度目の朝ドラ出演(←ヒロイン・すみれの親友の息子の婚約者、美代ちゃん役!)。出身が京都なので、和希ちゃんを演じるにあたって、大阪と京都のことばの微妙な違いに苦戦したらしいです。


▼後輩・秋山に負けるな、和希ちゃん!

ところで、今週はずいぶん和希ちゃんがつらそうでしたね……。それもそのはず。花咲から移籍してきたという後輩で、同じ男役の秋山(←なぜか、見るるもスズ子たち目線で呼び捨てにしちゃう……笑。ザ・体育会系の世界!)にポジションを脅かされてしまっているんですもん。いや〜、イライラする気持ちも、「抜かれんのがみじめやねん!」という言葉も、めっちゃわかるよ〜……和希ちゃん……。

大和「焦っちゃだめよ。自分の個性みたいなものはね、いつか必ず見つかるから。続けていれば。……でも続けることが、一番大変なんだけどね」

大和先輩の言葉が深い。長く続けること自体に意味があるっていうのは絶対あるし、和希ちゃんには積み重ねてきた年月がある。……そうは言っても、悔しいものは悔しいよね。

そんな和希ちゃんのライバル(?)・秋山美月を演じるのは、伊原六花りっかさん。高校時代、日本高校ダンス部選手権という大会で踊った「バブリーダンス」で一躍注目を集め、それをきっかけに芸能界デビューした、“ガチで踊れる”俳優さんです! 

ちなみに、伊原さんも朝ドラには「なつぞら」に続いて2回目の出演。「なつぞら」で演じていたのは“モモッチ”という、いかにも“女の子”って感じのキャラ。だから、秋山みたいなクール系を演じているのは新鮮だったけど……さまになってたな〜!

伊原さん自身、高校時代はダンス部のキャプテン。後輩への厳しい指導は、意外と慣れてるのかも?
自分にも他人にも厳しめの秋山。後輩たちも全員辞めさせかねない勢いです。まあ、一理あるとは思うんだけど……。

でも、本音を言い合ったからこそ、みんなの気持ちもひとつにまとまりそうですね。
ちなみに、悔しがってるスズ子と和希ちゃんに誰よりも先に駆け寄った橘先輩を、見るるは見逃しませんでした。見逃しませんでした!!(←2回言った!)
雨降って地固まる。ラインダンス、完成が待ち遠しいですね。


▼今週の見るるPick up!【伝統の「四季の宴」&新たな挑戦・ラインダンス】

それにしても、スズ子たちがデビューしてからもう6年も経ったとは……。あの初舞台「四季の宴〜涙の雨〜」は、6年後にも上演され続けているんですね。もはやUSKの定番演目ってことかな?

この「四季の宴」も、実は先週の「胡蝶の舞」と同じくドラマオリジナル演目。実際に放送されたのは数分の短い映像でしたけど、制作段階では、1時間程度もある壮大なストーリーが用意されていたのだとか! 

今回も、特別編集版が「ブギウギ」公式Twitter……じゃなくてX(←いい加減、慣れたい。苦笑)の方に上がってます。さすがに1時間のフルバージョンではないけど、ぜひチェックを!

「四季の宴〜めぐりめぐる〜」(先輩たちのダンス・歌唱シーン)はこちら

「四季の宴〜涙の雨〜」(スズ子たち新人のダンスシーン)はこちら

歌詞から推察すると、大和先輩は「冬の女王」、橘先輩は「夏の王」役なのかな? 前回の「胡蝶の舞」のときも思ったけど、大和&橘コンビ、ちょっと絵になりすぎててヤバい。さらにバックで踊っているのは、OSKの現役メンバーの方々という贅沢さ。眼福です。

ちなみに、笠置シヅ子さんの初舞台は、松竹楽劇部に入った1927年(昭和2年)の夏。「日本新八景」というレビューの、「岩に砕けて散る華厳の瀧の水の玉」役だったそうです。なるほど、それでドラマでスズ子は「水のしずく」役だったんですね。納得!

そして、6年後のテコ入れとして、大和先輩による演出で新たに加わったのが、あのラインダンスだったのでした。

ちなみに、もともと英語の「Line Dance」とは、線(ライン)上で全員が一斉に同じステップを踏むダンスのこと。必ずしも、USKのみんなが練習していたような、脚を高く上げるダンスのことではないみたいです。でも、日本で「ラインダンス」といえば、女性ダンサーがステージ上に一列に並んで脚を高く上げるものになってるようで……。アレは、英語では「kickline(キックライン)」って呼ばれているらしいですよ。

ドラマでは大和先輩が考案した感じで描かれていますが、実際にあの動きをレビューに取り入れたのは、宝塚なんです(←1927年「モン・パリ」という公演!)。
それを、「歌の宝塚、ダンスのOSK」と称されていたほどダンスのレベルが高かった当時の松竹楽劇部がブラッシュアップ。「ラインダンスといえばOSK」と言われるほどになったんですって。

お稽古のシーン見る限りめちゃめちゃ難しそうだけど、きっとそろえばきれいなんだろうなあ。そうワクワクしてたんだけど……あれ、もしかして、それどころじゃない?

林「な…何ですかそれ!? 賃金削減に…人員削減って!」

な、なんですかそれ!?(←思わず林部長と一緒に叫んじゃった!)和希ちゃんのおうちの件とかでも不況の話もチラッと出てきてたけど……どうする、どうなる梅丸!?


ということで……今週の豆知識、お役に立ちましたか?
そういえば、今週の週タイトル「桃色争議」も気になります。でも、ネタバレ厳禁ということで(!?)、今日はここまで。ドキドキしつつ、放送を待ちましょう!
ほなね〜、さいなら。うふっ!(←リリー白川風に……)

"朝ドラ"を見るのが日課の覆面ライター、朝ドラ見る子の妹にして、ただいまライター修行中! 20代、いわゆるZ世代。若干(かなり!)オタク気質なところあり。
両親(60&70代・シニア夫婦)と姉(30代・本職ライター)と一緒に、朝ドラを見た感想を話し合うのが好き。