今週は、ヒロイン舞ちゃん、ひたすらトレーニングに励むの巻でしたね。
目標は、人力飛行機スワン号のパイロットとして記録飛行を達成するため。
って、超ハードじゃないですか!

自転車で上り坂を漕ぎきる脚力とか、体重5キロ落とすとか、これまでこんなにアスリート級のトレーニングを要求された朝ドラヒロインがいたでしょうか!?
それに体重、減量前でも40キロ台って! 華奢きゃしゃにもほどがあるよ!
やっぱり女優さんて細いのね、とか、とはいえドラマだもんね、とかも思わなくはないけど、部室での自転車こぎこぎはもちろん、ロードでのトレーニング映像がガチすぎて、、、舞ちゃん、いや福原さん! 頑張って!!と応援せざるを得ない。。。


博多弁ネイティブ、刈谷先輩♪ と鶴田部長! と玉本先輩!

頑張る舞ちゃんに、お父ちゃんもお母ちゃんも心配しながら黙って応援。うめづのお好み焼きは特製プロテイン入り。
なにわバードマンの仲間も、だんだん舞ちゃんに向ける表情が変わってきたし、由良先輩との二人三脚もいい感じ。団結の高まりを感じますよね。

そんななか、クールな男が1人……。いや、心の中では静かに燃えてるたい!

そう、博多弁が最高にクールな刈谷先輩です。
演じる高杉真宙さんは、福岡出身。つまり博多弁ネイティブなんですね。

……という話を、4日朝の放送後、ゲスト出演した「あさイチ」のプレミアムトークで、たっぷり話していたとかいないとか。
見逃した方は、NHKプラスで来週(11/11金曜 午前9:55)まで見られますよ! ぜひチェックしてくださいね↓
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022110410134

しかし、刈谷先輩と鶴田部長との関係が、アツい! アツ過ぎる!
(なにわバードマンに戻ってきてくれと懇願する鶴田部長に刈谷先輩がいうセリフ)
「お前は、何回俺を連れ戻せば気が済むとや」
これだけでご飯3杯はいけるわ……。

さらに! 一見チャラ系(?)の外見をしている玉本先輩もアツかった。
実はコツコツ設計の勉強してた、というところも、刈谷先輩が戻ってくると分かった途端に、これでプロペラに戻れる、って明るい声出しちゃって。
あ〜、こっちでもご飯3杯いけるわー。おかげさまで、私の減量は全く進みません(←責任転嫁はなはだしい)。もう、舞ちゃんの分まで食べとくね♪


懐かしめデザインのHP♪ を作ってる場合なのか、貴司くん!?

さて、メインストーリーの裏で着々と進んでいるお父ちゃんの頑張りにも注目です。先週から、会社のスローガンを一生懸命考えてると思ったら、ホームページも立ち上げて、社名まで今風にリニューアル!

岩倉螺子製作所から、株式会社IWAKURAへ。ちなみに、螺子は「らし」って読みます。ネジのことですよ。そして、開設したホームページに掲げられたスローガンがこちら。

「小さなネジの、大きな夢。」

ほう、なかなかいいじゃない! 「今風」とはいったけど、これドラマ自体、2004年当時のお話なので、ホームページのデザインにも、時代を感じてしまいますよね。ちょっと昔懐かしい感じ。そういえば、当時はよく聞いたなあ。
「うちも、ホームページってやつを立ち上げたいんだけど、社内にわかる人がいなくってね。周りにパソコンに詳しい人とかいない?」みたいな話。
結果、友達の知り合いのパソコンに詳しいと称する人、に作ってもらったホームページが、何か月も更新されていないサイトが続出という悪夢。
……それもまた懐かしいといえば懐かしい、かも(苦笑)。

でも、その点、IWAKURAは大丈夫。システムエンジニアの貴司くんがついてますから。

そんな貴司くん、ついに自分で詩を書き始めた様子です。
その名も、「干からびた犬」
え? 大丈夫~~~⁉
そう叫びつつも、ちょっと寂しさが漂う貴司くん演じるところの赤楚くんの笑顔に癒やされた今週でありました。いや、あのかわいさはちょっと罪だと思う。
舞ちゃん、よくあれを正面から受け止められるな……。

そして、いつのまにか、貴司くんの心の師匠になっていた古本屋、「八木のおっちゃん」。又吉さんのいかにも演技です、っていう感じのしないセリフまわしが絶妙で(←ほめています)。

八木のおっちゃんは詩を書いていたけど、どうやらその詩を書いたのは、「舞いあがれ!」の作者、桑原亮子さんだそうですね。(又吉さんかと思ったー!)
桑原さん、実は脚本家としてだけではなく、歌人としても活躍している人なのだとか! ということは、これから登場するであろう貴司くんの詩も、桑原さんのオリジナルということになりそう。そこにも注目していきたいですね!

さてさて、来週は、ついに「スワン号の奇跡」
舞ちゃんは、奇跡は起こせるのか!?
予告動画での情報が少ないところに、かえってハラハラしますが、見ごたえのある湖上での飛行シーン、楽しみですね!
もうちょっとだよ、頑張れ舞ちゃん!

ではまた来週。

朝ドラ見る子 (あさどら・みるこ)

“朝ドラ”を見るのが日課の覆面ライター。朝ドラを日々のスパイスとして、朝ドラをきっかけにいろいろなことを考えたり、人と話したりするのが好き。地方生まれ、東京暮らし、ときどき帰省。その影響で、最近は両親(60&70代のシニア夫婦)も朝ドラを見るのが習慣に。さらに、渋いおじさん好きの姉(朝ドラ見る姉)と若いイケメン好きの妹(朝ドラ見るる)も。家族ぐるみの(?)、自由気ままなレビューをお届けします♪