オダギリジョーが自ら脚本・演出・編集を手がけるドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」。豪華キャストと想像を超えたストーリー展開で日本中をざわつかせたこの話題作の続編・シーズン2が9月20日から3週にわたって放送。
先日放送された最終話では、その驚がくのラストに腰をぬかしそうになったのは私だけではないはず!? 放送後、SNSでは「#オリバーな犬」「#オダギリジョー」がトレンド入りしたほどです。

NHK放送博物館(東京・港区)では、このシーズン2の放送で実際に使われた出演者の衣装やドラマの台本、出演者の等身大パネルなどを10月16日(日)まで展示・公開中! ファン必見の同番組の「お宝」を見ることができます。今回はその一部をご紹介しましょう!
  
会場はNHK放送博物館の1階エントランスロビー。いきなりオリバー(オダギリジョー)とハンドラーの青葉一平(池松壮亮)の等身大パネルがお出迎えです。とはいえ、ドラマを見ていない方は誰?と思われるでしょうから、ストーリーを含めて改めてご紹介します。

主人公・青葉一平(池松壮亮)は、とある町の警察署の鑑識課警察犬係に所属するハンドラー(調教師)。どういうわけか、一平には相棒の警察犬のオリバー(オダギリジョー)が着ぐるみ姿のおじさんに見えてしまう。 ぐうたらで慢性鼻炎だというオリバーとともに、一平は数々の不可解な事件を解決していくが……。奇想天外、予測不可能な“ジェットコースターストーリー”です。
さて、そんなストーリーはこの台本をもとに撮影されました↓

第4~6話までの実物の台本を展示しています。
このドラマでもう一人の重要な役どころとえいえば、ハンドラーの先輩で漆原冴子(麻生久美子)。
麻生さんの制服姿、とてもすてきでしたね~。その制服がこちらです↓

もちろん、ご本人がドラマで使用した衣装です。

警察犬係の表札の隣には、

オリバー(本物の?犬の時)と相棒犬・ラッキーの写真も。実際にドラマ出演した「俳優犬」たちです。
ストーリーもさることながら、このドラマのもう一つの見どころは驚くほど豪華なキャスト陣。
スーパーボランティアの小西幸男を演じる佐藤浩市さんの小道具もバッチリ展示されています。

実は先日、一部のキャストの皆さんにも会場を見学いただきました。展示品の中には意外な「お宝」も? それは会場に来てお楽しみということで(笑)。

こちらの展示は10月16日まで開催中。「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は「NHKオンデマンド」でお楽しみいただけます!
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P202100257500000/

オダギリワールド全開のNHK放送博物館にぜひお立ち寄りください。

(文・NHK放送博物館 館長 川村 誠)

NHK放送博物館 企画展示
「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」 in 愛宕山
会期:開催中~2022年10月16日(日)まで
午前10:00~午後4:30(入館は午後4:00まで)
※毎週月曜日休館(祝日除く)
入館料:無料
https://www.nhk.or.jp/museum/