このコラムは、私、朝ドラ見る子が、毎日の生活のなかで、“朝ドラ”を見ることによって感じた、気づき、つぶやき、共感、期待などを視聴者目線で、勝手きままにつづっています。ドラマの楽しみ方は自由で人それぞれ。自分らしい“朝ドラ”の楽しみ方、注目ポイントなどが見つかりましたら幸甚です♡

さあ、「舞いあがれ!」始まりましたね。
これから半年間は、ゆっくりとヒロイン・舞ちゃんの冒険を見守っていきたいと思いますよ!

さて……、(また)島ですね!!(←島に興奮しがちな私)
沖縄への思いが冷めやらぬ前に、次は長崎県の五島の海が、旅心をくすぐります。
みなさんは、五島と聞いて、何が思い浮かびましたか?
ちなみに読み方は、「ごしま」じゃないですよ。「ごとう」ですよ。
私は、「五島うどん」「隠れ(潜伏)キリシタン」「椿つばき」が思い浮かびました。
これから、ドラマにも出てくるかも? 注目しましょう!
ちなみに、椿は、赤い花びらに黄色いしべが特徴的な花。五島は、この椿の産地なんです。
すでに何度かモチーフが登場していました! みなさんも探してみてくださいね〜♪


「お母ちゃんとわたし」に秘められた2つの親子関係!

ヒロインの舞ちゃんは、福原遥さん。

でも、今週はほんの数十秒の登場で、本格的な登場はもう少し先にお預け。
しばらくは、子役の舞ちゃんが活躍ですね。

最初の“大人”舞ちゃんのハキハキした様子と比べると、おっとり、というか、少し引っ込み思案な“子ども”舞ちゃん。
そのうえ原因不明の発熱に、「ええっ、歌子!?」と思ってしまったのは、私だけではないはず。(でも、一回、忘れましょう)

この子が、これから、どうやって、パイロットを目指すヒロインに成長してくのか? まだ兆しは見えてきません。
オープニングに出てきた「紙ヒコーキ」は、ちょっとだけ登場しましたが??

そして、お母ちゃんことめぐみさんは、永作博美さん。

先週は、仲間由紀恵さんのお母ちゃんぶりに心打たれていたのに、今週は、永作さんに泣かされています……(というか、永作さんがお母さんとか、夢すぎる)。
だって、頑張りすぎなんだもの。
家庭の主婦として頑張り、子どもたちの親として頑張り、社長の妻としても頑張り……。
今どき、それくらい頑張っている人は少なくないけれど、こうやって客観的に見ると、なんだかつらくなるものですね。
誰か、「はい、チョコラ♪」、永作さんに届けてあげてください。

特に、舞ちゃんに対して、なぜかすごく頑張っちゃうめぐみさん。
だから、祥子おばあちゃんの「舞はずっと顔色ばかりうかがっとる」は効いたわ〜。
あんなの、母親にしか言えない。
ああ、そうか。今週のタイトルの「お母ちゃんとわたし」って、舞ちゃんとめぐみさんだけじゃなくて、めぐみさんと祥子おばあちゃんのことも指してるんだな……。そういうことか……。

さて、その祥子おばあちゃんを演じるのは高畑敦子さん。

何と言っても……かっこいい!
キリっとした表情も、ふわっと浮かぶ笑顔も、最高です。
一体、めぐみさんとの間に何があったんでしょうか?
来週はさらに活躍してくれそう。すでに名言の予感も……。

ほかにも、作業服が意外と似合うお父ちゃんこと高橋克典さんとか、五島ことばが完璧なさくらちゃんこと長濱ねるさんとか、雰囲気にばっちりハマってるさだまさしさんのナレーションとか、もう、気になるキャストが目白押しです!
舞ちゃんの同級生たちも、これから大きくなったときにどんな関係になっていくのか?
きっと、あとあと大事になってくるので、子役時代は、1秒たりとも見逃し禁止ですよ〜。


両親のつぶやきがツボ……

さて、今日は、たまたまなんですが、家で一緒にドラマを見ていた両親(70代)のつぶやきをご紹介しましょう。素直なつぶやきが、なんか、ツボでした。
みなさんは、どんなつぶやきとともにドラマを見ていますか?

父「また島か、多いな、島。朝ドラ、島好きなのか?」
母「島嶼とうしょ部は、どこも人口が減ってるからね。移住させたいのよ、きっと」

(めぐみさんが舞ちゃんを気遣う姿を見て)
父「ちょっと過保護じゃないか」
母「悪気はないのよ。よかれと思ってやってるんだから。でも、伝わらないのよね〜、これがすぎると、毒親とか言われるんだから。加減が難しいんだから」

(めぐみさんと舞ちゃんの別れのシーンを見て)
父「第1週から泣かせてくるな……」
母「やだ、今から泣いてたら世話ないわね」(といいつつ、ちょっと潤んでいる)

では、名言の予感に打ち震えながら、また次週!
あ、予告で、誰か産まれそうでしたね……。どこかにいたっけ、妊婦?

(文・朝ドラ見る子)