昭和17年3月。直言なおこと(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三(仲野太賀)は一緒においしいものを食べることで、落ち込むとら(伊藤沙莉)を元気づけようとする。

その夜、寅子は優三に「どんな弁護士になりたかったか」と尋ねる。「法律の本を出すことが夢だった」と語る優三と、仲むつまじく語り合う寅子。やがて、猪爪いのつめ家にうれしい知らせが舞い込む!