4年が過ぎ、道隆みちたか(井浦新)の娘・定子さだこ(高畑充希)が、元服してわずか20日の一条天皇(柊木陽太)に入内じゅだいする。

道隆たち中関白家なかのかんぱくけが絶頂期を迎え、兼家かねいえ(段田安則)の後継争いが始まろうとしていた。

一方、為時ためとき(岸谷五朗)はいまだ官職を得られず、まひろ(吉高由里子)たちは貧しい暮らしが続いていた。そんなある日、さわ(野村麻純)と出かけたいちで、まひろはめ事に巻き込まれる。文字が読めずにだまされた親子を助けようとするまひろだったが……。