圧倒的な迫力で鳴り響いた「新世界」の演奏に酔いしれて、その余韻に心地よく浸っているときに……、歓喜のお知らせが。

これさ、言葉はいらなくない?

例えば、「新世界」の第2楽章で綴られていた、ヴィオラの3年生・木村隆美先輩の、部活動を続けてきたことに対する「想い」。ほとんどセリフがなくて、回想として走馬灯のように挟み込まれる映像と音楽のみの描写なんだけど、それだけでも彼女のオケ部入部から過ごしてきた時間と葛藤が充分に伝わってくるじゃないですか。だから本当に、言葉は必要ないと感じているし、

とにかく見て!

で、済んじゃうと思うんだ(再放送もあるし、配信もあるし、それから「アレ」もあるしね!)。
ただレビュー記事だから、そういうわけにもいかず……。約半年間、「青オケ」に関連する記事を書いてきた今、さまざまな感情が心の中に渦巻いて、抜け殻みたいになっているから、ちゃんと原稿になるのか、全く自信がないのだけれど、とにかく書き始めます。

でも、でも……。あえて先に言わせてね。

「青のオーケストラ」第2期制作決定!!!

キターーーーーー!!! 2期ですよ、2期。もうね、うれしすぎる!
いや、風の噂で聞いていましたよ(だから前回のレビュー記事の締めの言葉で「匂わせ」ました。笑)。それでも、実際に最終カット後の放送画面の中で見ると、感無量でしたね。これから青野くんたちの新たな物語が始まるし、今まで登場はしていたけれど、さほど目立たなかった先輩たちがクローズアップされるし、今回の定期演奏会で部活動を終えた3年生たちも時々は顔を見せることになって……。おっと、その話は、後だ。まずは、第24話「新世界より」の流れを振り返っていきましょう。


故郷のチェコを離れてアメリカ大陸へと渡ったドヴォルザークが作曲した、交響曲第9番「新世界より」。海幕高校シンフォニックオーケストラ部の部員たちは、その演奏の中に、それぞれの“新世界”を思い描いていた。
ドイツで生まれ育った佐伯(声:土屋神葉)は、12歳から暮らすことになった日本を新世界と感じ、ここで得てきたものを演奏で表現していく。ヴィオラの3年生・木村(声:金元寿子)は、オケ部で初めて出会った友人や、もうすぐ終わりを迎える部活動への想いを音に重ねた。律子(声:加隈亜衣)の激励を受けてステージに向かった青野(声:千葉翔也)にとっては、海幕高校への入学後、人と音を重ねて表現していく難しさと喜びを知ったオーケストラ部こそが新世界。
そのオーケストラ部で部長を務めてきた立石(声:小原好美)、コンサートマスターの原田(声:榎木淳弥)、そして原田から厳しい言葉で叱咤激励を受けていた次期コンマス・羽鳥(声:浅沼晋太郎)……。
鮎川先生(声:小野大輔)の指揮の下で全員の音が一体となり、海幕高校オーケストラ部の新世界への旅が進んでいく。


ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

今回も、第23話「定期演奏会」と同様に、全編のほとんどが音楽に覆われていました。その中心は、もちろんドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」。全4楽章のハイライトが、海幕高校オーケストラ部(実際の演奏は、洗足学園フィルハーモニー管弦楽団)によって奏でられていきます。抜粋になっているのは、仕方ないことですね。だって全部演奏したら、40分以上は必要な曲だもの。でも、この曲の魅力的な部分は、しっかり聴かせてくれていたと思います。

そこに、登場人物たちの「想い」が重ねられていく。この「青のオーケストラ」は、主人公の青野くんが中学3年生、その秋に始まった物語です。今回の定期演奏会が開催されたのは、高校1年生の夏休みの終わり。彼の1年弱(第3話で高校に入学しているから、高校生活は5か月くらい)の歩みが、およそ半年かけて描かれてきたわけですね。その歩みの中で抱いてきた感情が、全て「新世界」の演奏に映し出されている。第3楽章の最後では、青野くんの感情のうねりが激しくフラッシュバックして。

出会った音、全部をのせて。ここにあるもの、全部、全部、全部!

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

そんな個人の「想い」が、部員たち全員にあるわけで、個々の想いを音に込めつつも、みんなで音を合わせるから、オーケストラが成り立つんですよね。りっちゃんが、この「新世界」のステージに乗れなかったように、この曲の演奏に参加できなかった部員たちも大勢いる(なにせ、海幕高校オケ部の部員は200人以上だ)。彼らの「想い」も背負っての演奏、その集大成となるのが「新世界」だった。そう考えると、感動するな、というほうが無理じゃないですか!

ちまたで「神回」と絶賛されている第23話に続いての出来栄え。いいことも、悪いことも、楽しかったことも、つらかったことも、青春のすべての感情が輝く音の結晶に変換された第24話「新世界より」は、第1期の放送を締めくくるにふさわしい最終回だったと思います。

あらすじにもあるように、4つの楽章でクローズアップされる人物は異なっています。
第1楽章 Adagio-Allegro molto(アダージョ-アレグロ・モルト/ゆるやかに-さらに速く)は、佐伯直。
ドヴォルザークと同じように、故郷から数千キロ離れた異国の地に降り立った佐伯は、期待と興奮、そして少しの不安を胸に、さまざまな出会いを重ねてきました。転入した中学で友達になった山田くん、学校説明会で出会った原田先輩、そして、山田くんと聴きに行ったコンクールで演奏する姿は目にしていたけれど、オケ部の入部説明会で初めて言葉を交わすことになった青野くん……。
青野くんに自分の生い立ちを明かして、それでも彼と一緒にヴァイオリンを弾きたいと願った佐伯が、万感の想いを込める「新世界」。彼が自分のことを「生まれたときから『裏』」と表現していたことを考えると、出会った人たちと共鳴して、自らの演奏を「楽しいなあ」と感じるようになった、その事実に、ただただ胸が熱くなります。きっと、彼はもう自分のことを「裏」だなんて言わないと思うんだ……。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

第2楽章 Largo(ラルゴ/とてもゆるやかに)は、木村先輩の物語。
冒頭にも書いたけれど、セリフがなく(もともと阿久井真先生の原作漫画でも、定期演奏会の描写では、回想場面以外はほとんどセリフがありません。あるのはモノローグのみ。すべてを圧倒的な画力で見せ切っています)、映像で描かれていく「部活を続けていく」ことへの葛藤。そこで演奏されるのが、多くの人にとって馴染みがあるであろう、あの旋律。そして、オケ部や校内の日常もスケッチながら、音楽で各楽器がメロディーを受け渡していくかのごとく、声優さんたちがモノローグを受け渡していく……。これ、泣く以外に、どうしろと?

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

第3楽章 Scherzo: Molto vivace(スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ/急速な三拍子:とても速く)で描写されているのは、青野くんの「音」に対する捉え方の変化。
そこには、りっちゃんとの交流や、父・青野龍仁との思い出も含まれています。鮎川先生に「お前の演奏はソロなんだ」と言われて以来、模索してきた自分の音色。視野を広げ、仲間たちの声を聞き、今は周囲の音を聴くことができるようになった青野くんが、さらに耳に頼らず、呼吸、熱、振動を全身で感じることによって、自分の想い全てを音に乗せていく……。定期演奏会のオーディションの課題曲となった第3楽章だけに、その旋律が耳に残っていた人も多いはずですが、これまでの名シーンも登場しながら披露する、まさに渾身の演奏。ああ、文字にすると陳腐な感じしか伝わらないな……。もう、自分の語彙力のなさが恨めしい。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

そして遂に迎える、第4楽章の音と映像は……。すでに【聴きドコロ♪「交響曲 第9番『新世界より』第4楽章」(アニメ「青のオーケストラ」公式YouTubeチャンネル)】で配信公開されています。なんと、6分34秒。たっぷりと演奏を聴いていただきましょう。

「青のオーケストラ」NHK 公式ページの「動画」では、これまでの聴きドコロ♪のほか、「5分で楽しいクラシック」なども視聴できます!

この第4楽章 Allegro con fuoco(アレグロ・コン・フォーコ/速く、炎のように激しく)の中で描かれていくのは、第 20 話「夏の居場所」からつながる立石部長の気持ちと、原田先輩から2年生の次期コンマス・羽鳥に託されたコンマスとしての心構え。

特に、ダンス部と兼部していて、あまりオケ部に顔を見せなかった羽鳥を、原田が叱責するシーンには、底知れぬ迫力を感じました。怒気をはらんだ荒々しい表情で「嫌がる人いるの知ってるなら変われよ」と言う原田に、「原田マジック」と称されている笑顔はなく。

自分だけのことを考えているようじゃダメだ。ここはオーケストラだ!

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

うわぁ、心に刺さるよね!? 誰にでも気遣いができるのと同時に、相手のために言わなければいけないことをちゃんと口にできる、原田の人としての深み。その想いを「不甲斐ない後輩ですみません。…ありがとうございました」とちゃんと受け取った羽鳥もまた、すばらしい! あ、そうか。この会話があったからこそ、羽鳥はオケ部に集中するようになったのか!

そして立石部長が抱えていた部長としての重圧感と、フルート奏者として鮎川先生から受けていた厳しい指導。毎日、ただひたすら吹き続けた、部活漬けの3年間。ましてや「部長」、ほかのことを捨ててまでやる意味があったのかと自問自答を繰り返す日々。それがもうすぐ終わる瞬間を前にして彼女の心に浮かんだのは……。

でも、後悔なんてないよ。

ああ、だめだ。書いているだけで涙腺崩壊。そして画面に夕暮れの海が映し出されて、最後の光が水平線に消えるとき、演奏会は終演を迎えました。ブラボー!!!
部員たちから花束を受け取った立石部長も、あふれてくる大粒の涙を堪えることができずに……。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

原作漫画は、この立石部長の涙で物語が終わっていたけれど、ここからアニメではオリジナル・シーンが! しかも流れてきたのは、オープニングテーマ曲である Novelbright「Cantabile」!!!
そこで点描されていたのは、演奏会の終演後、各パートごとに後輩たちからねぎらわれる3年生たちの姿。チェロパートでは、涙が止まらないでいるチェロの山田くんに声をかける高橋翼。コントラバスでは、「また指導しに来てください」と言われて笑顔を浮かべる柴田修。1st ヴァイオリンでは、2年生の裾野姫子と滝本かよから花束を渡される原田と町井美月。2nd ヴァイオリンでは、想いを言葉にできないままの立花さんを、りっちゃんとともに抱きしめる米沢千佳……。このメンバーが同じ舞台に立つことができる、最後の演奏会だったんですよね。そのことが持つ意味と重さが改めて伝わってきて、また涙。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

阿久井先生にインタビューしたときに、「追加で、シーンを描き起こしました」と聞いていたから、こういう場面があることは知っていました。で、演奏会を終えた後に会場の外で部員たちが話し合っている姿は、私も海幕高校のモデルになった幕張総合高校オケ部の定期演奏会を聴きに行ったときに目撃したんですよね。

まさに、これだった!!!

原作の第4楽章で、青野くんがさほど目立っていなかっただけに、すごく納得できる終わり方になっていると思いました。青野くんは、改めて原田に「ここで先輩や、みんなと出会えて、本当によかったな、って」と打ち明けます。そんな青野くんに、原田は……。

これからの、新しい海幕オケ部を楽しみにしています!

それを受けた青野くんの決意のモノローグとともに映し出されたのは、教室の机の上に置かれた1台のヴァイオリン。これまでのオープニング映像のラストカットに登場していた、あのヴァイオリンです。そこに重なる「青のオーケストラ」というタイトル文字。か・ら・の、「第2期制作決定!」のクレジット。完璧でしょう、この流れ! もう一回、ブラボー!!! ちょっと祝杯を挙げてこよう。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

思えば「Cantabile」のサビ部分の歌詞の最後って、「辿り着けるかな 大歓声が待つ未来」なんですよね。定期演奏会で「新世界」を弾き切って、客席から降り注ぐような拍手を浴びた青野くんには、この未来が少し見えたのかもしれません。定期演奏会の「新世界」に至る半年間、見ていた私たちも、青野くんたちと一緒に旅をしてきたんだなって、思いました。

アニメ第2期の制作決定の告知と同時に公式サイトで発表されていたのは、第1期全24話が11月下旬に4夜連続で集中的に放送される「イッキ見放送」の実施!  各夜6話ずつの放送となります。
第24話まで見たうえで視聴し直すと、実はかなり伏線が張られていたことがわかって、「このシーンには、こんな意味があったのか!」と気づくこと間違いなし。特に第4夜は、第19話「君として」から始まるから、定期演奏会まで、疾走感満点な展開ですよ。2回に別れていた定期演奏会を一気に聴けることも楽しみ! 深夜の放送だけど、そこは「芸術の秋」の夜長ということで……。

アニメ「青のオーケストラ」第2期が作られるということは、当然ながら、この定期演奏会で大きく成長した青野くんたちのその後が描かれていきます。そこで原作を先読みしてみると……。
3年生が引退して、新体制になった海幕高校オーケストラ部は、全国コンクールに向けての練習が始まるものの、その船出は前途多難。強烈な個性を持つ2年生が部活動に対する考え方の違いから物語に不協和音を生みだす一方で、今まで描かれなかった先輩の思いもよらぬ葛藤あり、体育祭など高校生活を彩るイベントあり、あの人とあの人の恋愛模様あり、合唱部と合同のクリスマス演奏会あり、いろいろな展開が次々と!

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

ハルちゃんは演奏する姿が「色っぽい」と、りっちゃんに思われるようになるし、りっちゃんは立花さんとより深い関係を結ぶことになるし、佐伯くんはヴァイオリン演奏とは違う才能も発揮するし、そして青野くんには海幕高校以外の場所で演奏する機会が訪れて……!? 第2期でどこまでアニメ化されるのか、わからないけれど、もうワクワクしかないですね。

今回の第1期で描かれたのは、原作コミックスでいうと、第7巻が始まってすぐあたり(第41曲「新世界より 第4楽章」)まで。高校1年の1学期が終わったところなんですよね(当然、2学期、3学期と続いていく)。でもコミックスは、まだ第11巻(第71曲「本性」)までしか刊行されていなくて、もしも第1期と同じようなペースでアニメが作られるとしたら、コミックスになっていない部分(アプリでは公開済み)あたりまで行くのかもしれないと想像しています。

第2期制作決定は告知されましたが、具体的にいつから放送されるのかは、まだ明かされていません。個人的に「推理」してみると、原作の物語の「曲数」が足りないくらい、さらにアニメの中で描かれた季節が現実の季節と同じタイミングで進んでいたこと、アプリ掲載済みの原作最新話(第75曲「桜人」)で青野くんが1年生の終わりを迎えていることなどから、かなり先になるのではないか、と。早くても来年の秋以降? でも、高いクオリティーの作品を見せてもらえるのなら、1年でも2年でも待ちますよ、私は。

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

さて、第1期の放送が終わった今、この「青のオーケストラ」が伝えてきたもの、何を大切にしていたのかを、改めて私なりに考えてみました。
○同じ理想を持ち、同じ未来を見据えて、みんなで力を合わせ、一緒にひとつのものを作りあげていくことの尊さ。
○自分が信じた未来に向かって、前を向いて進んでいくこと(その途中で、挫折し、悩むことがあっても、誰かに頼っても構わない。また進み始めれば……)の大切さ。
○考えは違っていても、相手の立場を思い遣り、気遣ってあげられる優しさを持つこと。
○過去は変えられないけれど、未来は自分で作っていける。人は、変わることができる。
何か、普遍的なことばかりだな。そういう意味では、「青オケ」がEテレで放送されたのは、すごく意味のあることかもしれませんね。

私個人にとっての「青オケ」は、「カラフル」。この半年以上、このアニメを追いかけていた日々は、日常がカラフルに彩られた毎日でした(某アニメ作品のような比喩になっている点は、お許しを。笑)。いろいろ貴重な経験をさせていただいたし、これから「推し」ていける人たちにも出会えました。
この作品を生み出してくれた阿久井真先生に、そしてアニメにしてくれた数多くのスタッフのみなさんに、そして一緒に「完走」してくれた視聴者のみなさんに、心から感謝しています。
この記事を読んでくださったみなさん、原田先輩の「音楽は、聴く人がいないと成り立たない」じゃないけど、記事は読んでくれる人がいないと成り立ちません。なので、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

第2期の放送を、お楽しみに!!!

ⓒ阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

第24話「新世界より」の再放送は、Eテレ 10/12(木曜)午後7:20~7:45。
NHKプラスでの見逃し配信は、 10/15(日曜)午後5:25 まで。

追記
ステラnetでは、利用者の皆様のご意見をしっかりと聴きたいと考えて、アンケートを実施中です。回答期限は、10月22日(日曜)で、所要時間は3分程度。
この回答にご協力いただいた方の中から抽選で合計8名にプレゼントされるのが、アニメ「青のオーケストラ」に関連するグッズ!
①原作・阿久井真先生の直筆イラスト(青野くん)&サイン入り原作第1巻 5名
②声優4人*のサイン入り「青のオーケストラ」ポスター 3名
*千葉翔也(青野一役)/加隈亜衣(秋音律子役)/土屋神葉(佐伯直役)/佐藤未奈子(小桜ハル役)
それぞれ貴重なグッズとなりますので、ぜひアンケートに回答へのご協力をお願いします!

文/銅本一谷

カツオ(一本釣り)漁師、長距離航路貨客船の料理人見習い、スキー・インストラクター、脚本家アシスタントとして働いた経験を持つ、元雑誌編集者。番組情報誌『NHKウイークリー ステラ』に長年かかわり、編集・インタビュー・撮影を担当した。趣味は、ライトノベルや漫画を読むこと、アニメ鑑賞。中学・高校時代は吹奏楽部のアルトサックス吹きで、スマホの中にはアニソンがいっぱい。

☆これまでの感想記事は、ここに(https://steranet.jp/list/category/stera_aniken )。