2022年3月に惜しまれながら休刊となったNHKの番組情報誌「NHKウイークリーステラ」。その倉庫には、実は、いま見るととっても貴重！な、お宝がたくさん眠っているという……。ここは、それら過去に刊行された「ステラ」の誌面から、今だからこそおいしい記事をピックアップして紹介するコーナーである。
実は「ステラ」の表紙を飾っていた！
12年前の福原遥さん！
どうも〜、朝ドラ見る子です！
ふだんは、気ままな視聴者目線で朝ドラを見ては、好き勝手な感想をお届けしていますが（詳しくはこちら）、今日は、アーカイブの特派員（？）として、「ステラ」バックナンバー倉庫にやってきました。
わ〜、あるわあるわ、かつての朝ドラヒロインたちが、表紙を飾ってきた懐かしの「ステラ」本誌。ああ、「舞いあがれ！」の舞ちゃんにも表紙を飾らせてあげたかった……！
ということで、これから数回にわたって、現在放送中の朝ドラ「舞いあがれ！」メインキャストのアーカイブスを紹介していこうと思います♪
ということで、まず第1弾はコチラ！
なんと、舞ちゃん、ステラの表紙、12年前にすでに飾ってました！
あ、違った、まいんちゃんでした（←紛らわしい）。
つまり、12年前、12歳の福原遥さんですね。
そのころEテレ（当時は教育テレビ）で放送されていた「クッキングアイドル アイ！マイ！まいん！」のヒロインとしての表紙登場だったようです。
これは……かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃ！ ですね。
今の福原さんも、もちろん美人ですてきですが、なんかこれ、最強の笑顔です。
表紙のキャッチによれば、「収録密着」記事とのこと。なんですって！？
さっそく中身を見てみてみましょう。
「クッキングアイドル アイ！マイ！まいん！」は、歌手志望で芸能スクールに所属する柊まいんちゃんが、ひょんなことから料理番組の司会者に大抜てきされ、地球を食の危機から救うため、世界中の食卓を幸せにするクッキングアイドルを目指す……という設定の、子ども向けの料理番組。
アニメパートと実写パートがあって、福原さん本人が登場するのは実写パート。
ここでは、クリスマスのパーティー料理を作るという回に密着した模様。
ただ料理をするだけではなく、「クッキングアイドル」らしく、調理シーンで流れる「クッキン・ソング」を歌うのもまいんちゃん。さらに、その歌にあわせたダンスも披露するという番組だった……らしい。
記事では、12歳の福原さんが収録に奮闘する様子が、写真を中心に紹介されています。
私はさすがにリアルタイムでは見てないのですが、世代によっては、「うわー懐かしい！」「舞ちゃんってあのまいんちゃんだったの？」という人もたくさんいそうですね。
※「クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！」のアンコール放送が、10月22日（土）に4作連続で放送！ 詳しくはこちらから！
当時の福原遥さんについて……共演者からのコメントを紹介！
で。気になったのは、記事で紹介されている共演者からのコメントです！
せっかくなので、ちょっとだけピックアップして紹介しましょう。
料理監修の市瀬悦子さんは、福原さんの料理の腕前がずいぶん上達したことに触れつつ、収録時のエピソードとして、リハーサルでキャベツをゆでていたとき、「なんかいいにおい」と福原さんがつぶやいたのを、「大人が忘れてしまっていることを思い出させてくれる、ピュアな感性がいいんですよね」とのこと。うんうん、愛されてます！
キャプテンシェイク役として共演している星野卓也さんは、福原さんを「天使みたい」とコメント。「まいんちゃんを演じているときのほうが大人っぽい」とも言っています。
だって、当時12歳ですもの、大人と子どもの部分がゆらいでいる時期だったんでしょう。でも、今も天使っぽさは健在ですよね。
アニメパートのアフレコ監督は、ベテラン声優の三ツ矢雄二さん。福原さんについて、「透き通った聞きやすい声と、ナチュラルさと演技の程よいバランスが魅力」と絶賛。
福原さん、その後も声優としての仕事もしていますからね。
ほかにも、「とにかく、マイペースで天然ちゃん」「でも、何をしててもかわいいです。ただ、カタカナのせりふが苦手みたい」と。ふむふむ、なるほど。
これからパイロットを目指す役だから、カタカナのせりふ多そうだけど、だけど大丈夫かな？ いや、もう12年経ってましたね（苦笑）。
そして、ダンス振付のMIKIKOさんは、初めのうち、福原さんがシャイで人見知りだったことを紹介。さらに、「昔はずっとおかあさんの後ろに隠れているみたいな感じだったんですけど、今ではリハーサルの日は走り回ったり、テンション高いです（笑）」と、まさに、子ども時代の舞ちゃんを彷彿とするエピソードまで！
ちょっと得した気分になるエピソードがいっぱいで、大満足の内容でした。
みなさんは、どうでしたか？
「ステラ」の歴史は、32年。まだまだお宝がたくさん発見できそうです。
次回は、誰のアーカイブスを覗こうかな。どうぞお楽しみに！
“朝ドラ”を見るのが日課の覆面ライター。朝ドラを日々のスパイスとして、朝ドラをきっかけにいろいろなことを考えたり、人と話したりするのが好き。地方生まれ、東京暮らし、ときどき帰省。その影響で、最近は両親（60＆70代のシニア夫婦）も朝ドラを見るのが習慣に。さらに、渋いおじさん好きの姉（朝ドラ見る姉）と若いイケメン好きの妹（朝ドラ見るる）も。家族ぐるみの（？）、自由気ままなレビューをお届けします♪