ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、花の井(瀬川)役の小芝風花さん、いね役の水野美紀さんから!
小芝風花さんの第8回振り返り
——瀬川を襲名して、何か変化はありますか?
花魁道中では高下駄で八の字を描くのですが、「花の井時代と、瀬川を襲名してからは、歩き方をちょっと変えたいんです」と所作指導の先生にご相談して、「じゃあ、こういう風にしましょうか?」とアドバイスしていただきました。
瀬川の花魁道中は、花の井時代とちょっと印象が違うはずです。歩き方はもちろん、着物やかんざし、髪の形やメイクも担当のスタッフさんがすごく工夫してくださったので、その変化をぜひ見ていただきたいです。

水野美紀さんの第8回振り返り
——瀬川の花魁道中はいかがでしたか?
花の井役に小芝(風花)さんをキャスティングした人は天才だと思います。気風が良くて気も強いのに、首が細くて折れそうな体には儚さがあって……。花魁姿の美しさに目が吸い寄せられて、「ずっと見ていたい」と思うほど。本当に素敵でした。
花魁道中の衣装なんて布団を着て歩いているようなものですし、カツラにも簪が10本ぐらい刺さっているんです。ものすごく重いと思うのに、仕草一つ一つを大事に研究して撮影に臨んでいることがわかって、この役に賭ける小芝さんの気概を感じました。
