日本を代表する超一流企業のエンジニアたちが、身の回りの「おもちゃ」「家電」「日用品」などを魔改造し、極限のアイデアとテクニックを競い合う番組「魔改造の夜」。

今年度後半には次々と新作がラインナップされ、“秘密の夜会”が開かれます。

その幕明けとなる11月放送の競技は「恐竜ちゃん 缶蹴り」。
恐竜ちゃんのおもちゃを魔改造し、巨大化したモンスターが小さな缶を蹴って飛距離を競い合います。

エンジニア達の誇りをかけた壮絶な闘いに勝利するのは果たしてどのチームなのか⁉ 


今回参戦するのは次の3チーム。
・京都で24時間稼働の無人工場を実現した超精鋭の下町工場「Hルトップ」

・インナーウェアや航空機機体などの多様な素材を開発製造する世界的素材メーカー「Tレ」

・医療や計測の精密機器などを開発製造し、あの“ノーベル賞社員”の世界的企業「S津製作所」

各チームは、皆さんも子どものころ遊んだ記憶があるであろう「缶蹴り」で、“異次元の30メートル”を目指します。
しかし、大人が必死に蹴っても飛距離はせいぜい数メートル。どうすれば最も遠くまで蹴り飛ばすことができるのか?


競技に使用する小さな空き缶は、普通に蹴ると大きくへこみ、エネルギーが無駄むだになってしまいます。蹴るパワーを活かすにはどうすればいいのか? 強く蹴ってはダメなのか? どんな足で蹴るといいのか? 各チームがさまざまな素材で試行錯誤を行っていきます。さらに蹴り方も重要。柔らかくすくい上げる? 一点に力を集中させて強く蹴る? どんな角度で蹴り上げると飛距離が出るのか?

しかも恐竜ちゃんは、走った後に蹴る動作をする必要があり、うまくミートするのが難しいという。3チームとも絶句する超難題に答えが見えず、メンバー同士の激論・口論も。リーダーは苦悩し、チームワークはどうなるのか……。

制作期間は1か月半。試作機を何度も何度も作り直し、ついに衝撃的な“怪物マシン”を誕生させます。蹴り上げ、天高く宙を舞った缶は見事に壁を直撃するのか? 驚異的なモンスターによる予測できない大興奮ドラマは、果たしてどのような結末を迎えるのか? 歓喜と号泣が渦巻く、魅惑の夜会から目が離せません!


魔改造の夜 「恐竜ちゃん 缶蹴り」

11月28日(木) 総合 午後7:30~8:42
出演:魔改造倶楽部
   顧問/伊集院光、伊藤亜紗(東京科学大学教授)
   実況/矢野武
   解説/長藤圭介(東京大学大学院准教授)