団地で生まれた幼なじみの野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。50代、独身、実家暮らしの二人の日常を描く温かくユーモラスな物語、プレミアムドラマ「団地のふたり」。

9月1日(日)からのオンエアを前に、主演のお二人からのメッセージが届きました。また、物語を彩る新キャストの皆さんもあわせて発表されました。


【太田野枝役/小泉今日子さんコメント】

ノエチとなっちゃんの日々は、少しだけまわりの人を幸せにして、自分たちも少しだけ幸せになって、花が咲き、風が吹き抜け、美しい夕日が見える団地に起こる少しだけの幸せの循環に心がほっとします。こんな風に生きたいなぁ。

【桜井奈津子役/小林聡美さんコメント】

撮影現場で連日顔を合わせる出演者のみなさんとは、本当のご近所同士のような連帯感が生まれています。ましてやおさなじみの親友ノエチの存在感は私の中でますます膨らみ、彼女の笑顔にどれだけ勇気と元気をもらっていることか。それもほぼ独り占めです!

魅力的なキャストもこれからどんどん加わって、ますます面白い展開に。団地というちょっとノスタルジックな場所で、今のリアルにも向き合った、温かいドラマに仕上がりました。


第3回ゲスト

仲村トオル(春日部靖役)

野枝・奈津子と小・中学校の同級生で、野枝の初恋の人。団地を離れて久しかったが、母と2人で再び団地に住み始める。

島かおり(春日部恵子​役)

靖の母。昔はPTAの役員として活躍したしっかり者の女性。体を壊して息子と2人で団地に戻ってきたというが……。


<第4回ゲスト>

ムロツヨシ(森山龍之介​役)

最近団地に越してきた、実は結構有名なフラワーアーティスト。野枝と奈津子にとある相談を持ち掛けてくる。


<第5回から登場>

田辺桃子(鈴木沙耶香​​役)

幼い男児2人を子育て中のヤンママ。慣れない団地暮らしの愚痴をこぼすうち、野枝・奈津子と仲よくなる。

前田旺志郎(鈴木翔太​​​役)

沙耶香の夫で大工。元ヤン風だが沙耶香には頭が上がらず、いつもゴミ出しのことで怒られている。


<第7回ゲスト>

眞島秀和(中澤暖​​​役)

野枝・奈津子と古くからの知り合いのイラストレーター。売れっ子になっても態度が全く変わらない紳士。

市毛良枝​(結城祐子役)

野枝・奈津子の保育園時代の同級生、空ちゃんの母。空ちゃんは小学生の時に小児がんで亡くなっている。


プレミアムドラマ「団地のふたり」(全10話)

9月1日(日)スタート
毎週日曜 NHK BS/BSP4K 午後10:00~10:49ほか

【物語のあらすじ】
団地で生まれた幼なじみの野枝と奈津子。結婚したり羽振り良く仕事したり、若い頃は色々あったけれど、わけあって昭和な団地に戻ってきた。
小さな恥も誇りも、本気だった初恋のゆくえもお互いよく知っているから、今さらなにかを取り繕う必要もない。一緒にご飯を食べてバカなことを言い合いながら、日々へこんだ心をぷーぷー膨らませている。
古くなった団地では、50代でも十分若手。子どもの頃から知っているおじちゃん・おばちゃんの家の網戸を張り替えてあげたり、昭和な品をネットで売ってあげたり。時代遅れの「ガラクタ」でも、どこかにいる誰かにとっては、きっと「宝物」。運よく高値で売れたら、その日のご飯はちょっとだけぜいたくにする。
一方、新たに越してくる住人たちもそれぞれにワケありで。助け合いながら、変わらないようで変わっていくコミュニティーがそこにある。
まったり、さらり、時々ほろり。幸せってなんだろう。今日もなんとか生きていく。

原作:藤野千夜
脚本:吉田紀子
音楽:澤田かおり
出演:小泉今日子、小林聡美 / 丘みつ子、由紀さおり、名取裕子、杉本哲太、塚本高史、ベンガル / 橋爪功ほか
[第3回ゲスト]仲村トオル、島かおり
[第4回ゲスト]ムロツヨシ
[第5回から登場]田辺桃子、前田旺志郎
[第7回ゲスト]眞島秀和、市毛良枝

制作統括:八木康夫(テレパック)、勝田夏子(NHK)
演出:松本佳奈/金澤友也(テレパック)
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