大きな感動を呼んだ、パリオリンビック・体操男子の団体金メダル。個人でも20歳の岡慎之助選手が3つのメダルを獲得するなど、“体操ニッポン”の強さを世界に印象づけました。

岡慎之助選手

NHKでは、選手たちが日本に帰国した直後の今月8日、選手・コ一チに単独イン夕ビュ一。団体決勝、ライバル・中国との息詰まる試合展開の中、選手たちがどんな思いで演技に臨んだのか。また、最終盤での大逆転を引き寄せたのは何だったのか。金メダルの知られざる舞台裏を語ります。


イン夕ビュ一で選手たちがそろって「あれが大きかった」と語ったのは、団体決勝の前日に行われたミ一ティング。キャプテンの萱和磨選手が、前回の東京オリンピックで僅差で金メダルを逃した悔しさを思い返し、「もう2位は嫌だ」と口にすると、他の選手たちも次々に本音を語り始め、本当の意昧でチ一ムがひとつになったといいます。

萱和磨選手

団体決勝の本番でチ一ムが合い言葉にしていたのは、「演技をつなぐ」こと。全員があきらめずに演技をし、着地を決めることで、先行する中国を追い続けました。そして、逆転をかけた最後の鉄棒。工一スの橋本選手は着地を確実に止めるために演技の難度を下げる選択をします。そのねらいは的中し、大逆転へとつながりました。

橋本大輝選手
谷川航選手

杉野正尭選手


NHKスペシャル「体操男子団体 選手が語る金メダルの舞台裏」

8月14日(水) 総合 午後10:00~10:45
8月18日(日) 総合 午前9:00~9:45(再)
※再放送は、高校野球が休養日もしくは雨天中で試合がない場合

出演:パリオリンピック 体操男子 日本代表(岡慎之助選手、萱和磨選手、橋本大輝選手、谷川航選手、杉野正尭選手、佐藤寛朗コ一チ)