父・直言なおこと(岡部たかし)らが贈収賄の容疑で逮捕された「共亜事件」。世間の注目を集めたことで大学に行けずにいたとも(伊藤沙莉)だったが、花岡(岩田剛典)の助けにより、再び大学に戻る。穂高(小林薫)が直言の弁護を引き受けてくれることになり、猪爪家の面々はあんする。

しかし肝心の直言が自身の無実を認めようとしない。直言の言葉を信じられない寅子は、花岡たちと共に予審の膨大な資料を書き写し、調書内容を一つずつ確認し始める。なかなか成果が上がらない中、寅子は証拠になりうる「重要なもの」の存在に気づく。