昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)は女子の憧れの的の華族令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生のこうしゅく(ハ・ヨンス)らと出会う。

「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子に、同級生の山田よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。

新聞が女子部の存在を面白おかしく取り上げる中、人一倍熱い、よねの言動にひかれた寅子は、思わずよねを尾行。初めて本物の裁判を傍聴する。