「食で世界を応援プロジェクト」は、2022年9月にスタートして1年あまり。
毎月インスタライブで発信を続けています。その中で在留外国人に日本の家庭料理を教える浜内千波さんが「ラジオ深夜便」に出演し、後藤繁榮しげよしアンカーと対談し、1年を振り返りました。

~この記事では、対談の一部を抜粋してお届けします~

第1回のインスタライブは、八ヶ岳のふもと長野県富士見町のひまわり畑から、ウクライナの留学生ネケロワ・マリナさんをゲストにお迎えし、料理交流をしました。日本の家庭料理を通じて、国境を越えた交流の輪を広げていきたい。このプロジェクトはそこから1年の間に、2023年9月のブラジル出身門間沙織さんまで、13か国15名の外国の方と出会いました。

ラジオ深夜便「美味しい仕事人」コーナー出演中

​番組の中では、外国の人から学ぶことも多いということが話題になりました。
浜内さんは、「外国の『食』などのいろいろなものを取り入れて、世界と融合しているのが、日本の家庭料理であり、五味五感を発達させることができる『食』は素晴らしい」
「気が付かなかった日本料理のよさ、外国の暮らしを知り価値観を知り仲良くなっていく、『食』は万国共通」と後藤さん。

また、外国の人にとって「謎の食材」である、ごぼう、レンコン、こんにゃく。スーパーにいくと調味料棚にしょうゆ、みそ、みりんがずらーっと並び、どれを選んだらよいかわからない、という悩みがあります。浜内さんは、毎月のインスタライブで、そんな悩みを解決してきたエピソードを紹介しました。
日本の方も知っているつもりだったけど…目からウロコの情報も盛りだくさんです。

詳しくは、「ラジオ深夜便」 らじる★らじる 聴き逃しでお聞きください。(10月29日午前5:00配信終了) (ステラnetを離れます)


食で世界を応援プロジェクトは、日本で暮らす外国人が320万人を超え、母国とは違う環境の中「食」に戸惑う人が多いと聞き、身近にある材料で簡単でヘルシーな日本の家庭料理を少しでも取り入れてもらいたい、と意気投合し、浜内さん主宰のファミリークッキングスクールとNHK財団が立ち上げたプロジェクトです。
*協賛企業様のご協力により運営しています。

NHK財団の公式インスタグラムで発信しています。▶▶ instagram.com/steranet_nhks/

<浜内千波プロフィール>
料理研究家、栄養士、ファミリークッキングスクール主宰、食プロデューサー
各種メディア・講演会に出演、著書多数。
最近の著書「伝えたい日本の和食、日本のこころ いただきます ごちそうさま」(日本語と英語併記)「いただきます」「ごちそうさま」という、日本ならではの食事の文化を伝えたいという想いから作られた。