鳥取県の北に広がる日本海。なかでも浦富海岸は、夏、ひときわその青さを増し、人々を引きつけます。植田リポーターが、“岩美ブルー”とも言われる美しい海を紹介します。
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山陰海岸国立公園の西側に、15キロにわたって続く浦富海岸。夏の訪れとともに、その海は青く透き通って鮮やか、そして爽やかな表情を見せます。まさに純真無垢とはこのこと。日本海の荒波が長い歳月をかけて作り出した洞門や奇岩も連なり、風光明美な地形と輝くような海の色を生み出しています。
大空から降り注ぐ夏の日ざしを受けると、海の青さはさらに際立ちます。山陰海岸では、〝青は空より出でて、空より青く〞なるのです。
写真提供/山陰松島遊覧、道の駅きなんせ岩美
植田英樹(うえた・ひでき)
鳥取情報文化研究所所長。地域活性化のため食を生かしたイベントを実施。「日本列島くらしのたより」に7/10(月)ほか出演。
(月刊誌『ラジオ深夜便』2023年7月号より)
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