プロアドベンチャーレーサー・田中陽希が、日本を代表する300の名峰を自らの力で登り切る「グレートトラバース3~日本三百名山全山人力踏破」。総移動距離2万キロ、累積標高52万メートル、3年7か月に及ぶ壮大な冒険に密着した様子を、これまでの放送から紹介しよう!
日本三百名山とは?
登山家で作家の深田久弥が選んだ日本百名山に、日本山岳会が選んだ200の名峰を加えたもの。
登山家で作家の深田久弥が選んだ日本百名山に、日本山岳会が選んだ200の名峰を加えたもの。
乾徳山(山梨県)
202/300座 二百名山
(2022年1月13日放送より)
登山日:2019年8月29日
標高:2031メートル
山の特徴:奥秩父の前衛。森と草原、本格的な岩場が一度に堪能できる人気の山。
202/300座 二百名山
(2022年1月13日放送より)
登山日:2019年8月29日
標高:2031メートル
山の特徴:奥秩父の前衛。森と草原、本格的な岩場が一度に堪能できる人気の山。
Episode
変化にとんだ岩場
登山口から標高差800メートルを一気に登ると、美しい草原に到着。しばし休憩を取った田中は、そこから山頂まで続く岩場の道を進んでいく。風雨による浸食で真っ二つに割れた「髭剃岩」や、山頂直下の難所「鳳岩」が現れ……。
ほぼ垂直の鳳岩を登る田中。
田中のひと言
4年前にお世話になった宿のおばあちゃんと、1時間ほどお話を伺った。どうやら、洗濯機の一件以降、ちょっとした有名人となったようで、乾徳山に登る登山者がたまにおばあちゃんに会いに来てくるようになったそうだ。ことしで94歳となったおばあちゃんは、秋になると山へのきのこ捕りに登るらしいが、去年からは杖を使うようになったと笑いながら話してくれた。山登り専用の竹杖をうれしそうに見せてくれた。
「日本3百名山ひと筆書き 日記」より
4年前にお世話になった宿のおばあちゃんと、1時間ほどお話を伺った。どうやら、洗濯機の一件以降、ちょっとした有名人となったようで、乾徳山に登る登山者がたまにおばあちゃんに会いに来てくるようになったそうだ。ことしで94歳となったおばあちゃんは、秋になると山へのきのこ捕りに登るらしいが、去年からは杖を使うようになったと笑いながら話してくれた。山登り専用の竹杖をうれしそうに見せてくれた。
「日本3百名山ひと筆書き 日記」より
1983年、埼玉県生まれ。学生時代はクロスカントリースキー全日本学生選手権で入賞。卒業後、アドベンチャーレースの世界に飛び込み、パタゴニアンエクスペディションレース(2012、2013、2016)で2位入賞など、日本を代表するアドベンチャーレーサーに。2014年に日本百名山、2015年に日本二百名山の人力踏破に成功した。