はるまち(岡山天音)は、自分の戯作を下敷きにして大当たりを出したまさのぶ(古川雄大)に嫉妬した勢いで筆を折り、つたじゅう(横浜流星)の依頼にも筆を取らない状況が続いていた。そんな春町を説得しようとさん(尾美としのり)とうた麿まろ(染谷将太)が春町を訪ねる。

一方、誰袖たがそで(福原遥)は意知おきとも(宮沢氷魚)に、蝦夷地えぞちの件で協力する代わりに身請けしてほしいと迫る。そして松前まつまえ廣年​ひろとし(ひょうろく)に接触を試み、“ぬけ”と呼ばれる密貿易の証を掴もうとする。