10月5日(土)から放送を開始する土曜ドラマ「3000万」。2022年にNHKで新たに立ち上げた、脚本開発特化チーム“WDRプロジェクト”から生まれたドラマです。
日々の生活、子育て、チャンスのない社会、将来への不安……現役世代の等身大の悩みを抱える佐々木祐子(安達祐実)、義光(青木崇高)夫妻。祐子の日常に深く関わる、カスタマーセンターの同僚、そして混乱を招くクセ者たち……幸せな生活を求めただけなのに、気づけば泥沼にハマっていくクライムサスペンス!
このたび、新たに持田将史さん、工藤遥さん、加治将樹さん、萩原護さんが出演することが発表されました。
個性あふれるキャストが物語をどのように彩るのか……どうぞご期待ください。
祐子が働くカスタマーセンターの上司/初山譲役
持田将史
【持田将史さんのコメント】
1話の台本を読み始めると、没頭しすぎて体感10秒くらいで読み終えてしまいました。本読みをキャストの皆さんとさせていただいた時は、一人ひとりが持つ異なる人間らしさが魅力的、かつ面白くてニヤニヤしてしまいました。
私が演じる佐々木祐子の上司、初山は、ちょっと喋り方にクセがあり、あとを引く感じがあります。初山の人柄が好きかと言われたら……
少し悩みますが、喋り方は好きです。素敵な人間が沢山登場するドラマ、3000万を是非お楽しみに!
祐子の同僚/橋本舞役
工藤遥
【工藤遥さんのコメント】
保坂監督の作品への情熱と小林監督からの優しさや歩み寄りなど、素敵な現場に身を置かせて頂けた時間は宝物です。きっと無数のアイデアの中から、沢山のキャラクターが生まれ、その全てに愛があるなと感じ、何より嬉しかったです。沢山の方に届きますように、と願っています。
地元で有名なチンピラ/蒲池役
加治将樹
【加治将樹さんのコメント】
「関わる」ことで生じた「命」と「覚悟」。少しでも足を踏み入れれば全てにおいてそれが付き纏う。故に演じるこちらも「覚悟」を持って演じました。それをサポートしてくださったスタッフの皆様、見守ってくださったキャストの皆様。本当にありがとうございました。またココに戻って来たい、と心から思う素晴らしきチームでした。
多くの人の心に潜む「魔の隙間」が起こす事件と人間模様。絶対に関係ないとは言えない状況にドキドキが止まりませんでした。皆様にもぜひ感じていただきたい。そしてそれはいつしか快感に変わる。かもしれません。
蒲池の部下/長田役
萩原護
【萩原護さんのコメント】
演出の保坂慶太さんは、スタッフキャストが集まる顔合わせの際、「こんなに脚本を褒められると、演出のハードルが上がってしまう」と苦笑していました。そのくらい(僕含め)誰もが「面白い」と言いたくなる脚本でした。
熱量の高いチームの皆さんに敬意を持ちつつ、僕も、作品をより良くするために出来ることを考え、お芝居を通して試していく毎日でした。皆さんもぜひ、この面白さを画面の前でご確認下さい!
WDR(Writers` Development Room)は、「脚本開発に特化したチーム」です。
海外ではシリーズドラマを制作する際、複数の脚本家が「ライターズルーム」という場に集い、共同執筆することが一般的です。例えば“構成を考えることが得意な人”が“セリフを書くことを得意とする人”とコラボレーションすることで脚本を仕上げます。
今回、当プロジェクトでは応募総数2000以上の中から脚本家4人を選出。展開に行き詰った時も、共に悩み、互いのアイデアを掛け合わせ、各々の持ち味をかけ算することで、より完成度の高いドラマ脚本を開発しました。
「WDRプロジェクト」NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます
土曜ドラマ「3000万」(全8回)
10月5日(土)スタート
毎週土 総合 午後10:00~10:49
翌水曜 午前0:35~1:24(再)※火曜深夜
毎週土曜 BSP4K 午前9:25~10:10
出演:安達祐実、青木崇高、工藤遥、野添義弘、持田将史、萩原護、愛希れいか、味元耀大、森田想 ほか
脚本:弥重早希子、名嘉友美、山口智之、松井周 from WDR プロジェクト
演出:保坂慶太、小林直毅
制作統括:渡辺哲也
プロデューサー:上田明子、中山英臣、大久保篤