気がつけば、使わないままでたまっている、キッチンの消耗品の数々。捨てずに使いきるための、目からウロコのスゴ技を紹介します!

●捨てるのはもったいない!

有効活用のテクニックを一挙紹介!

いつか何かに使えそうだから捨てられない、でも意外と出番がなくて、さらにたまる一方という、つまようじ、割り箸、輪ゴムなどなど。今回は、キッチンまわりでくすぶっている、そんなたまりがちグッズにとことん向き合いました。実は、使い方をちょっと工夫するだけで、大活躍してくれるんです! ここでは、放送で紹介した45の技のうち、厳選した9つの技をピックアップ!

●知っておきたい“つまようじ”の便利な小技!


●“空きビン”のお役立ち技!

アツアツのごはんでも、ラクにおにぎりが作れる!

空きビンに、ごはんとふりかけを入れ、フタをして15秒ほど力強く振れば、あっという間に丸いおにぎりが完成。空きビンを水ですすいでから行うと、中にご飯粒が残りにくくなる。また、ごはんは、ビンの半分くらいの量を入れるのがコツ。

傷みがちな青じその鮮度を保って保存できる!

空きビンに深さ5ミリくらい水を注ぎ、青じその茎がつかるように立てて入れ、冷蔵庫で保存すれば、10日後も鮮度が保たれる。ただし、中の水は5日に1回は交換すること(料理研究家・島本美由紀さんが伝授)。


●“割り箸”の意外なウラ技!

お手頃ワインを高級ワイン風にアップグレードできる!

300円程度で買える安いワインの中に、細かく折った割り箸を入れて10分間浸しておくと、木の香りが移って、高級ワインの味に近づく。割り箸を入れたら、軽く上下を返してからフタをし、しっかり全体に香りが移るようにするのがポイント。割り箸の材料の木の種類でも、味や香りが異なる(ソムリエ・葉山考太郎さんが伝授)。

※国内で流通している割り箸は、厚生労働省が定めた安全基準により、ワインに浸しても人体に影響はありません。


●洗濯物干しで使える“輪ゴム”のスゴ技!

ハンガーのフック部分に輪ゴムを巻き付けておけば、滑り止めに。番組の実験では、風速5メートルの風でもハンガーは動かず、洗濯物が片側に寄ってしまうことはなかった。

ハンガーの両肩の部分に輪ゴムを巻いておけば、首回りが広めでハンガーからずり落ちやすい服も安心して干せる。風速15メートルの風をあてて検証したが、服はずり落ちなかった。

(NHKウイークリーステラ 2022年3月25日号より)