朝ドラの感想をみんなで語りあう、あさイチの「朝ドラ受け」。朝ドラ受け以外にも、社会問題などについてとりあげたドラマをみんなで視聴して感想を言い合い、考えるきっかけにしてもらうコーナー「みんな!ドラマだよ」があります。1月29日(月)からは「がん」について 8 日間にわたって考えます。
2月4日(日)は、「ワールドキャンサーデー(世界対がんデー)」。これは、国際対がん連合(UICC)が定めた、がんに関する意識を高め、がんに対して行動を起こすことを目的に、世界が一体となって様々な取り組みを行う日です。
NHK総合テレビ「あさイチ」では、「ワールドキャンサーデー」に合わせて、“がん”をテーマにしたドラマ『幸運なひと』の再編集版を、番組内で8日間にわたって放送します。「みんな!ドラマだよ」と題して、ドラマを見た番組MCの博多華丸・大吉さんやゲストが、「家族ががんになったら?」「仕事は?」「子どもは?」などを話し合います。
特集ドラマ『幸運なひと』は、去年4月に放送したもので、がんとわかった後も続く「日常」を、 夫婦の目線で描いた作品です。(ギャラクシー賞 テレビ部門 奨励賞 受賞)。夫婦役を演じるのは、生田斗真さんと、多部未華子さん。仕事のことや、子どものこと… これまでいろんなことを先延ばしにしてきた夫婦が、夫のがんをきっかけに関係を再構築していく物語です。
【あらすじ】
拓哉(36)は中学校の保健体育の教師。仕事に力を注ぎすぎ、家では面倒なことは後回し。一方、音楽事務所でミュージシャンのマネージャーをしている妻の咲良(34)は、ようやく自分の人生をつかみつつあっ た。拓哉のがんがわかったのはそんな時。二人は先送りしてきた問題「子どもを持つかどうか」の選択を突き付けられた。普通の暮らしがどんどんできなくなる2人は「夫に残された時間が子どもを作るタイムリミット」という現実に直面する。拓哉は、人生のチャンスをつかみ輝く妻への嫉妬が抑えられず、そんな自分に当惑していた。一方で、「自分の仕事を犠牲にして夫に尽くしたほうがいいのか」と悩む咲良は…。 がんとわかった後も続く「日常」。これまで、お互いを傷つけないよう気を遣って生きてきた夫婦が、夫のがんをきっかけに、キレイ事なしに向き合って関係を再構築していく。
今回、「あさイチ」では、各話 10~14分、8話分に再編集して連日(月~木曜)放送します。
「みんな!ドラマだよ」をきっかけに、テレビの前のみなさんも、がんについて考えてみませんか?
「あさイチ」
【NHK 総合】 8:15~9:54
キャスター:博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
▼1月29日(月)~2月11日(木)、2月5日(月)~2月8日(木)の 8日間
※「みんな!ドラマだよ」のコーナーは各日 9時台の予定 生放送のため、事件事故・災害などにより放送を急遽延期することがあります。
【見逃し配信】NHKプラスで放送後1週間配信。このリンクは1月29日に放送後より有効