「深夜便のうた」は、大人が口ずさめる歌を「ラジオ深夜便」から発信しようと、2006年に始まりました。 2か月に1曲、新曲をリスナーにお届けしています。2023年8月~9月放送のうたは、薬師丸ひろ子さんが歌う『素敵をあつめて』です。

『素敵をあつめて

作詞:いしわたり淳治
作曲:堀込高樹


薬師丸ひろ子さん メッセージ

今回の曲は今まで歌ってきたことのないメロディーラインだったので、歌うには簡単じゃない印象がありました。堀込高樹さんのてきな旋律に、メロディーに言葉を乗せる天才、いしわたり淳治さんの詞が重なって、レコーディングでは、風に乗って飛んでいくような、自分の想像を超える新鮮な気持ちになれました。芝居はいろいろな方々と共鳴し合って生まれてくるものがありますが、音楽はメロディーと言葉の奥に自分という存在があって、歌は、表現がより自分らしく、個に近い世界だと思います。

毎晩聴いていただけるこの歌から、パズルの一ピースのような何気ないことを集めると、それが自分では気付かない喜びや心の奥にある宝のようなものにつながるということを感じていただけたらうれしいです。そして自分自身の心の中を改めてのぞいてみたら、素敵なことや幸せなことの原石を見つけられるかもしれないということも……。

薬師丸ひろ子

東京都出身。女優、歌手。1978(昭和53)年、映画『野性の証明』で女優デビュー。1981年には主演映画主題歌『セーラー服と機関銃』で歌手としてもデビューする。その後、映画の主演と主題歌の歌唱により『探偵物語』『メイン・テマ』『Woman “Wの悲劇”より』など数々のヒットを記録。2000年代に入っても、映画『木更津キャッツアイ』『ALWAYS三丁目の夕日』、連続テレビ小説「あまちゃん」など、話題作への出演多数。日本を代表する女優として高い評価を得ている。
2021(令和3)年には歌手活動40周年を迎え、コンサートや歌番組出演など、精力的に活動中。

取材・文/河上いつ子
(月刊誌『ラジオ深夜便 』2023年8月号より)

『素敵をあつめて』は、ラジオ深夜便の放送と、らじる★らじるの聴き逃しで聴くことができます。らじる★らじるの聴き逃しは、こちらから。
(8月から9月までの毎日、1時台「深夜便アーカイブス」の終盤で流れます)
 

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