2022年度後期連続テレビ小説第107作「舞いあがれ!」の語りがさだまさしさんに決定しました!

さだまさしさんからのコメント

僕の故郷、長崎の五島列島がこの度の“朝ドラ”「舞いあがれ!」の主人公・舞ちゃんの大切な「お婆ちゃんの故郷」なのです。僕も五島が大好きです。美しい海、温かな人々、おいしい食べ物、潜伏キリシタン史跡の数々。毎朝たくさんの人々が楽しみにお待ちくださる朝ドラのナレーションはとても大切です。僕には大役ですが精いっぱい務めさせていただきます。故郷がご縁となってつなげていただいたこのドラマ。一人の少女が夢に向かって「舞いあがる」姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います。

◆起用にあたって
制作統括・熊野律時

ヒロイン・舞の物語を、優しい声とユーモラスな語り口で包み込んでくれるのは、誰だろうと考えたときに浮かんできたのが、さだまさしさんでした。長崎出身で五島の歌も作曲されていて、ばらもんだこもご存じとのことで、これ以上ピッタリの方はいないと思い、語りをお願いすることにしました。さだまさしさんの声が、「舞いあがれ!」に吹く柔らかな風になってくれると思います。

◆ものがたり

ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもんだこ」に​入られます。

あんなふうに空高く飛びたい——空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねる舞ですが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けるのでした。

東大阪で実感する「ものづくり」の喜びと、自然とともに生きる離島での暮らし。2つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人とのきずなを深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つけていきます。

夢の飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、舞の夢は、みんなの夢をのせた新しい翼となって大空へ飛び立ちます!!
※オリジナル作品。

2022年度後期 連続テレビ小説「舞いあがれ!」
【放送】2022年10月3日(月)から
【作】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃 良太
【音楽】富貴晴美
【公式HP】https://www.nhk.or.jp/maiagare/