かしわばらからまるの店舗を買い取ったつたじゅうは、わら(里見浩太朗)の持つ「ぬけの絵図」提供との交換条件で、意知おきとも(宮沢氷魚)から日本橋出店への協力を取り付ける。

そんな中、あさやまの大噴火で江戸にも灰が降り注ぐ。 蔦重はとおりあぶらちょうの灰の除去のために懸命に働く。その姿に、蔦重を門前払いしていたていの心は揺れ動く。

一方、意知は誰袖たがそで(福原遥)にこころかれ始める。松前廣年まつまえひろとし(ひょうろく)は、抜荷の件でだいもん(伊藤淳史)を訪ねる。