ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、黒井雪子役の瀧内公美さんから、第30回の振り返りをご紹介!

――慰問袋を作る活動に熱中するのぶ(今田美桜)たちを、黒井はどのような気持ちで見守っていたのでしょうか。
のぶたちが慰問袋を作り始めた時は、演出の野口雄大さんから「何をやっているんだろう? という程度で関心は示さないようにしてください」と言われていたのですが、黒井にとって、自分たちで行動していくのぶたちの姿は美しく見えていたのではないでしょうか。
黒井は知らないことですが、夏休み中にのぶの中で戦争に行かれる方々への思いがどんどんふくらんでいって、「お国のために」という気持ちが強くなったのでしょう。自分たちができることを考えて実行に移す姿は、愛国主義的な黒井にとっても眩しく感じられたと思います。