不起訴処分となった薫(池田朱那)。娘である自分にも出自を隠してきた母・こうしゅく(ハ・ヨンス)に怒り、距離を置いていた薫だったが、大学には真面目に通うようになっていた。

一方、病が進行した多岐川(滝藤賢一)のもとに、寅子(伊藤沙莉)や小橋(名村辰)、稲垣(松川尚瑠輝)といった元同僚の懐かしい顔ぶれが集まる。少年犯罪の厳罰化に反対する多岐川は、最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチ)のもとに少年法改正に反対する意見書を届けようとする。