①義時の一途な思いに、八重は振り向くのか？

頼朝よりとも（大泉洋）から勧められたにもかかわらず、義時（小栗旬）との結婚をきっぱり断った八重（新垣結衣）。亀（江口のりこ）のいじわるでショックを受けたあとも、八重の心は頼朝に向いている？　それでも、八重のもとへせっせと食べ物や珍しい品々を届け続ける義時。彼の一いち途ずな思いに八重が応える日は来るのか？ 

②頼朝に反感を持ち始めた御家人が謀反を⁉︎

そもそも坂東武者が頼朝についたのは、坂東から平家を追い出し所領を守るため。しかし、頼朝は御家人の思いを顧みず、木曽義仲（青木崇高）や平家との戦いに突入。そんな“鎌倉殿”についていけない御家人たちが、なんと謀反を計画中。そこでは、上かず総さ広常（佐藤浩市）が重要な役回りを演じることになるが！ 

③義経は天才軍略家の本領発揮！ しかし……

兄の挙兵にいち早く参陣したものの戦に出られず、くすぶってきた義経（菅田将暉）。ついに、義仲討伐の先陣の大将として京へ。戦となれば、天才的な能力をいかんなく発揮する義経だが、あまりに強引かつ自分勝手な命令に武将たちに不満がたまっていく。義経を補佐する梶原景時（中村獅童）も複雑な思いで……。 

④義経vs義仲。人質である義高の運命は？

頼朝と戦うことなど考えもしなかった義仲だが、上じょう洛らくしてからというもの運命の歯車が狂い始め、ついに後白河法皇（西田敏行）から疎まれるように。そして、義経の軍が間近に迫ってくる。人質として鎌倉にいる嫡男・義高（市川染五郎）は誇り高き父を信じているが、戦となれば命の保証はない。義高はどうなる？

（NHKウイークリーステラ　2022年4月8日号より）