2023年大河ドラマ「どうする家康」が始まりました! 皆さんご覧になりましたか? タイトルにもあるとおり、主人公は誰もが知っている、あの徳川家康です。

“狸(たぬき)おやじ”という印象を持っている方も多いと思いますが、今回はなんと令和版にアップデートした徳川家康ということで、“ナイーブで頼りないプリンス”として描かれているのです! 演じるのは松本潤さん。もうご覧になった方もまだの方も、番組の魅力をより感じていただくために、「家康ワールド」全開なこの空間をご紹介します。


まず、入口のパネルであらすじや登場人物、相関図をチェック。豪華なキャスト陣にドラマへの期待が高まります。脚本・古沢良太さんのコメントパネルでは、「『どうする家康』を楽しまなくてどうする?!」という作品への思い、そして家康を主人公に選んだ理由が明らかに……。

すぐ目に飛び込んでくるのは、大型モニターに映し出される松本潤さんからのスペシャルメッセージ。徳川家康を演じる意気込みや、撮影現場でのエピソードなどたっぷりとお話しいただきました!
撮影現場は、まさに「どうする」の連続だそうですよ。このメッセージは展示会場でのみ公開中。番組のオープニング映像やPR映像も上映していますので、ぜひ300インチの大画面で楽しんでください!

次のフロアに進むと、22名の出演者直筆サイン色紙がお出迎え。今作オリジナルのキラキラな色紙は出演者からも大好評なんです。キャラクターらしさあふれるひと言メッセージ入りなので、お気に入りの1枚を探してみてくださいね~。

そして、ふと横を見ると… 秀吉、家康、信長、現る! 
ここではぜひ、豪華な三英傑に囲まれて記念撮影をどうぞ♪

小道具ケースには、番組台本と「木彫りのウサギ」が。このウサギ、第1回でも登場しましたね。今後の物語でもキーになってくるアイテムなので、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!

続いて、幅6メートルもの壁面を使って、徳川家康の生涯をまるごと年表で解説しています。皆さんは「徳川家康」になるまでの名前の変遷ってご存じですか? こんなに名前が変わっていたとは……。
この史実年表で、徳川家康の人生を改めてたどっていきましょう。さぁ、竹千代誕生からスタート!

そして本展の目玉企画、その1! 「インカメラVFX」。なんだか難しそう……と思われたあなた、実際にタブレットを動かして体験してみてください♪

「どうする家康」の撮影では「インカメラVFX」という最新の技術を採用しています。映画やCMなどでも採用されていて、ここではその撮影手法をミニチュア(ジオラマ)を使ってコンパクトに再現しているんです。

目玉企画、その2! ボタン操作で家康、瀬名、信長の印象的なセリフを臨場感たっぷりに体感していただくコーナーです。

それぞれのセリフに関連するシーン写真が掲出されているので、どんな場面か想像するのも楽しいかも。ちなみに私が思わず何度も押したくなってしまうイチ推しのセリフは『もう●●じゃあぁぁ!』です。

目玉企画、その3! 「人物デザインの世界」をご紹介。今回の大河ドラマでは、徳川(松平)家、今川家、織田家、武田家、豊臣家、それぞれのカラーイメージが設定されていますが、それが衣装や人物にどのように反映されているのか、色鮮やかなスケッチ原画や人物デザイナー柘植伊佐夫さんのコメントでご覧いただけます。

さて、ここまで「どうする家康」展の魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたか? 会場には、ご来場のみなさんからのメッセージで彩った「メッセージツリー」も設置されています。

番組や出演者への応援メッセージを、ぜひお寄せください♪ 何度でも「家康ワールド」を楽しんでくださいね~!

(文/NHKサービスセンター 展示担当 鈴木葵)


大河ドラマ「どうする家康」展(主催:NHK)
・会期:2022年12月27日(火)~2023年2月3日(金)
午前10:00~午後9:00(入場は午後8:30まで)
・場所:NHKプラスクロスSHIBUYA
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 14F(渋谷駅直結・直上)
・入場無料
公式ホームページはこちらから↓
https://www.nhk.or.jp/plusx/