4月1日から放送開始の連続テレビ小説「虎に翼」は、日本史上初めての女性弁護士、後に裁判所長となった一人の女性が、法という翼を得て闘った実話に基づく物語。伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子、皆さんご覧になっていますか? SNSでもすでに話題になっていますね。
このドラマの世界を味わえる展示が、都内2か所で行われています。それぞれ展示内容が異なっていますので、見どころをご紹介します。
NHKプラスクロスSHIBUYA「虎に翼」展 5月31日(金)まで
まず、ご紹介するのは渋谷のスクランブルスクエア14階、NHKプラスクロスSHIBUYAで行われている展示です。
入り口を入ってすぐのAゾーンでは、寅子が法律を学ぶために通う「明律大学女子部」の同級生4人の衣装が展示されています。出演者が実際に劇中で着用した衣装です。
大画面モニターでは、ここでしか見られない伊藤沙莉さんのウェルカムコメントとインタビュー映像がご覧いただけます! ぜひ会場でご覧ください。
メインビジュアルに込められた想い、登場人物の相関図も紹介
大きな壁面には、登場人物の相関図とドラマのメインビジュアルを大きく掲示しています。メインビジュアルやロゴに込められたデザイナーの想いもご紹介しています。
ロゴの唐草模様は、どんな植物が描かれているのでしょうか? メインビジュアルの伊藤さんの法服のイラストもじっくりご覧ください。
出演者のサイン色紙、劇中の音楽もじっくり楽しめます
続くBゾーンでは、シーン写真、出演者のメッセージ入りサイン色紙(撮影はご遠慮ください)、主要登場人物の全身パネル、脚本家・吉田恵里香さんのインタビューや劇中に流れる音楽(劇伴音楽)について、そのこだわりなどもご紹介しています。
劇伴音楽紹介コーナーでは、寅子のメインテーマである「寅子の翼」、「荒野の女たち」、「スンッ」「はて?」の4曲をお聞きいただくことができます。すでにドラマの中で登場していますから、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なかなか、音楽単体で聴くことが少ない曲ですが、作曲を担当された森さんのこだわりと共にお楽しみください。
主人公のモデル・三淵嘉子さんの経歴を漫画で紹介しているコーナーもあります。
出演者に届くかも! メッセージコーナー
会場の出口では、番組へメッセージをお寄せいただけるコーナーもあります。ぜひ、出演者の皆さんや番組にメッセージをお寄せください!
一部はドラマの撮影現場にお届けします。あなたのメッセージが出演者に届くかも?
ご来場いただいた方には、番組キャラクターの「トラつばちゃん」、「トラつばどーも君」のステッカーをプレゼントしています。全5種類の中からお一人様一枚、お好きなものをお持ち帰りいただけます。記念にお持ち帰りください!
主人公のモデル 三淵嘉子さんの母校・明治大学でも 10月28日(月)まで!
「虎に翼」の主人公・猪爪寅子のモデル、三淵嘉子さんの母校・明治大学でも、「虎に翼」展を開催中です! 会場は、東京・千代田区、明治大学駿河台キャンパスの明治大学博物館です。
ドラマ第2週からは、寅子が通う「明律大学女子部」が登場しています。その「明律大学」に関連するものを中心に展示しています。NHKプラスクロスSHIBUYAの展示とは違います(伊藤沙莉さんのウェルカムコメントとインタビューも別バージョンです)ので、是非、こちらもチェックしてください!
「明律大学」の翼のステンドグラスがここに
主人公・寅子が通う「明律大学女子部」の校舎の玄関を入ると目に入るのは、翼が描かれたステンドグラスです。「寅子たちがここで初めて、翼を得る」という意味が込められています。
本展示では、実際に撮影で使用されたステンドグラスを使用して、ピロティ(吹き抜け空間)のセットを一部再現しています。踊り場に上っていただく事もできますので、ぜひ写真撮影もしてくださいね。
セットの豆知識をご紹介しているパネルも、お見逃しなく。
その横には、「明律大学」の校章旗も展示しています。入学式で舞台上に置かれていたり、穂高教授と寅子が入学式後に取材を受けている際にも後ろに映り込んでいた、実際に撮影で使用されたものです。
衣装や看板など、大学にまつわる小道具も
寅子たちは、2年間の「女子部」の過程を卒業すると、「本科」に進みます。そこで出会うのが、岩田剛典さん演じる、花岡悟です。その花岡の「明律大学」の学生服と、寅子の着物を展示しています。こちらも、実際に撮影で着用された衣装です。
そして、「明律大学」と「明律大学女子部」の看板も。
展示期間は10月28日(月)までと長くなっています。ぜひお越しください。
(文/NHK財団 展開・広報事業部 高瀬 遼)
▼NHKプラスクロスSHIBUYA
▼明治大学の会場は
明治大学博物館 特別展示室
(東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地階)
アクセス:JR御茶ノ水駅/御茶ノ水橋口 徒歩5分 東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅 徒歩8分 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅/B1出口 徒歩8分 都営新宿線・三田線・東京メトロ半蔵門線 神保町駅 /A5出口 徒歩10分
こちらの展示に関するお問い合わせは NHK財団 展開・広報事業部