ネットコミック『ワタシってサバサバしてるから』が原作の人気ドラマが帰ってくる! ⻭に衣着せぬ言動で日夜事件を起こし続ける自称「サバサバ女」の網浜奈美を丸山礼が演じ、「イラつきを通り越し、最後はクセになる」とファンが急増した本作。待望のシーズン2は地上波に先駆け、BSP4Kで放送された。そしていよいよ、3月31日からシーズン1(全20話)、5月5日よりシーズン2(全20話)と、地上波で一挙放送される。

放送に合わせ、主演の丸山礼さん、シーズン2に出演する井桁弘恵さんが会見に登場。視聴者が気になっているアドリブの話から網浜奈美の魅力など、会場は爆笑に包まれた。


「プリズン・ブレイク」で演技を研究

2023年に放送され、人気を博した「ワタシってサバサバしてるから」。シーズン1では、網浜奈美はファッション誌の編集部、ファッション通販サイトで日々事件を巻き起こしていた。シーズン2ではなんと高校教師に。なぜ教師を選んだか、その“下心”も網浜奈美らしいが、彼女の存在が生徒や学校を変えていく痛快ストーリーだ。井桁さんは網浜奈美が配属された進学校の教師、姫野真理を演じている。

まずは、シーズン1の反響や続投への思い、オファーが来たときの気持ちについて記者からの質問が。

丸山 ありがたいことに本当に好評いただいて、タクシーに乗っても「あ、サバサバさんじゃない」と声をかけられたり、丸山礼=網浜奈美というイメージが定着したと思います。網浜奈美という役は、間違いなく自分の代名詞になるキャラクターで、演技のお仕事も増えてきました。自分のコメディエンヌとしての道を切り開いてくれたのがこの「ワタサバ」なので、シーズン2があると聞いたときはうれしかったですね。

シーズン2の台本を読むと、割と静かに感情を爆発させるシーンも多かったので「プリズン・ブレイク」を見て、誰かに対して静かに怒るという演技を研究しました。やっぱり刑務所にいる人々って、じわじわくる怒りの顔とかあるじゃないですか。あの(研究している)時間、楽しかったですね。

井桁 シーズン1があまりにおもしろかったので、私もワタサバの中に入れるのはうれしかったのですが、どこまでが台本でどこまでがアドリブなのかわからなかったので、役者としては「恐ろしい!」とも思いました。でも、監督さんに「笑っちゃってもいいですよ」と言っていただけたので、そこからは楽しかったですね。

この作品はアドリブも多いので、「なんかノリで楽しそうに撮ってるのかな」と思われるかもしれないんですが、実は丸山礼ちゃんは、すごい緻密に考えて撮影しています。すごく大事にこのキャラクターを作り上げているので、改めてこの作品が大好きになりました。


アドリブが感動秘話に

そのアドリブについては、視聴者もどこまでがセリフでどこがアドリブなのか、楽しむのも見どころのひとつ。現場もかなり笑いに包まれたと話した。

丸山 アドリブはシーズン1のときからかなり求められていたので、それがワタサバらしいとも言えるのですが、アンテナを張りまくって、めちゃくちゃ気合い入れてやらせていただきました。監督の伊藤征章さんは私が大好きなお笑い番組を数々手掛けてきた人で、伊藤さんの笑いが大好きなんです。「変顔してずっと笑わせてくれていいから」とリクエストいただいて、そんなシーンも楽しんでいただけたらと思います。

井桁 私は笑いをこらえるのに必死で、もしかしたら観ている方には「あ、ここ笑ってる?」と気づかれるシーンもあるかもしれません。自分の顔が映るときと映らないときで使い分けて、映らないときはもう完全に笑っちゃってました。さすが芸人さんだな、と思うし、ものまねの再現性も高いし、時事ネタの知識もすごい。礼ちゃん、アドリブ天才だな、と思いました。

しかし、そのアドリブは感動エピソードにもなったという。

井桁 生徒の前で網浜先生が変顔するシーンがあるのですが、生徒たちは笑ってはいけないシーンなので、うつ向いてこらえていたんです。でもカットがかかった瞬間に、教室が大爆笑で。そうしたら礼ちゃん、廊下に出て、うれし泣きしてたんですよ。私の中ではあの瞬間が一番印象に残っているし、それまでの過程も見ていたのでキュンとしました。

丸山 自分のネタでもこんなに笑ってもらったことないな、って思って。撮影も佳境に入ったところで、うれしさがこみあげてきて泣いちゃいました(笑)


小沢真珠さんの“怪演”にも共感

ドラマで「共感できること」を聞かれると、丸山さんは婚活について。井桁さんは「網浜奈美!」と答えた。

丸山 今回、網浜奈美は婚活しますが、「婚活編」には小沢真珠さんが登場します。婚活って、サバイバルじゃないですか。誰かと幸せになりたい、我先に! という気持ちはすごく共感できました。多くの人は、それを綺麗きれいにオブラートに包んで隠している。でも真珠さんの演技を見ていると「人間の神髄はこれだな」と。まさに怪演です!

超ぶりっ子な、婚活パーティー参加会員・葉月里奈役 小沢真珠さん

井桁 私はやっぱり、網浜奈美ですね。言い方や表現がストレートすぎて、間違っているようにも見えるのですが、実はみんなが思っていることを代弁してくれている。だから刺さる部分があるんです。ストレートに生きるのってかっこいいな、と思うし、共感できる方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

ドラマの魅力を聞かれると、丸山さんは「サバはビタミン!」井桁さんは「優しい時間になる」と回答。

丸山 夜ドラの枠(午後10時45分~11時)って、疲れて気が抜けたくらいの時間じゃないですか? そんな時に、この笑えるドラマは「もう~何してんのよ~、網浜奈美~」と、じんわりあったかい気分で見られるのがすごく好き。毎回、番組の最後に「網浜奈美のことを好きになるまであと〇日」ってテロップが出ますが、そういうスタッフさんの遊び心も好きです。

毎日淡々と過ごしがちですが、ちょっと楽しみになる感じ。シーズン1のとき、ドラマの前後でインスタライブとかやっていたんですが、フォロワーのみんなも「元気が出た」と言ってくれて、ビタミン豊富なドラマになっていると思います。サバもビタミン多いから!!(笑)

井桁 理由もなく笑えるのって、すごく健康的だと思いますし、こういうドラマってあんまりなくて、そこがすごく魅力的。そして出演される方も豪華だし、演じるキャラクターも個性的な人ばかり。いろんな人が登場するので見ている人が自分の人生を当てはめたり、考える時間にもなるのではないかと思っています。

とくに網浜さんはぶっ飛んでいるので、だからこそそこにはエッセンスがあって、学べるところもたくさんある。ふっと一息ついた時間に観て「明日はこうしよう!」なんて考える優しい時間になればいいな、と思います。

 

「ワタサバ」ファンの人にとっては、シリーズ1&2待望の一挙放送。まだ網浜奈美を知らない人は、ワタサバワールドを一気に楽しめるチャンス。小さな悩みなんて吹き飛ばす「ワタシってサバサバしてるから」。お見逃しなく。


【あらすじ】
ネットコミックの話題作が主演・丸山礼でついに爆笑のドラマ化!
“自称サバサバ女”をめぐるオフィスのあるあるコメディを描きます。⻭に衣着せぬ言動で日夜事件を起こし続ける網浜と、いたって常識的な大人たちが繰り広げる痛快バトル! イラつきを通り越し、最後はクセになる網浜のキャラクター。ラスト、あなたも必ず、彼女を好きになる!
そして今回、シーズン2でさらにパワーアップ!
今度は、高校教師に! そしてまさかの結婚宣言!?
「シーズン1」に引き続き、丸山礼と新たな豪華キャストが縦横無尽に暴れ回ります。
「シーズン2」(【学校篇】【婚活篇】)、いったいどんな活躍(迷惑?)を見せてくれるのか?

夜ドラ「ワタシってサバサバしてるから」 シーズン1&2

シーズン1:3月31日(月)月曜~木曜 総合 午後10:45~11:00
シーズン2:5月5日(月・祝)月曜~木曜 総合 午後10:45~11:00

原作:とらふぐ・江口心『ワタシってサバサバしてるから』
脚本:福田晶平
音楽:信澤宣明

(シーズン1)
出演:丸山礼、トリンドル玲奈、犬飼貴丈、栗原類、鞘師里保、本多力、
若月佑美、小林涼子、佐々木史帆/和田正人、マギー、山田真歩
/栗山千明、笹野高史
“お魚さん”(ストーリーテラー)アンミカ
制作統括:中山ケイ子(FCC)、訓覇圭(NHK)
プロデューサー:大瀬花恵(FCC)
演出:伊藤征章(FCC)
「ワタシってサバサバしてるから」NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます

(シーズン2)
出演:丸山礼、井桁弘恵、駿河太郎、林芽亜里、寺田心/小沢真珠、片岡信和、 加藤諒、IKKO/杉本哲太、高岡早紀、浅野ゆう子
制作統括:中山ケイ子(FCC)、遠藤理史(NHK)
プロデューサー:訓覇圭(NHKエンタープライズ)、大瀬花恵(FCC)、長部聡介(FCC)
演出:伊藤征章(FCC)、保木本真也、雨宮由依(FCC)

「ワタシってサバサバしてるから2」NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます