プロアドベンチャーレーサー・田中陽希が、日本を代表する300の名峰を自らの力で登り切る「グレートトラバース3~日本三百名山全山人力踏破」。総移動距離2万キロ、累積標高52万メートル、3年7か月に及ぶ壮大な冒険に密着した様子を、これまでの放送から紹介しよう!


日本三百名山とは?
登山家で作家の深田久弥が選んだ日本百名山に、日本山岳会が選んだ200の名峰を加えたもの。

 

おおくえ​山やま(宮崎県)
10/300座 二百名山

(2019年8月6日放送より)
登山日:2018年2月16日
標高:1644メートル

山の特徴:宮崎県北部に位置。巨大な花こう岩の岩峰が特徴的で、これを目当てに多くのクライマーが訪れる。

Episode
そそり立つ岩峰群
大崩山の最も険しい登山道を選択した田中。雪や氷で足場が不安定な中、ハシゴとロープの連続を登っていく。そして大岩壁を登り切ると、岩峰群の絶景が待ち受けていた。

大崩山屈指の大岩壁・小積ダキ。“ダキ”とは断崖や岩峰を意味する。

1983年、埼玉県生まれ。学生時代はクロスカントリースキー全日本学生選手権で入賞。卒業後、アドベンチャーレースの世界に飛び込み、パタゴニアンエクスペディションレース(2012、2013、2016)で2位入賞など、日本を代表するアドベンチャーレーサーに。2014年に日本百名山、2015年に日本二百名山の人力踏破に成功した。