プロアドベンチャーレーサー・田中陽希が、日本を代表する300の名峰を自らの力で登り切る「グレートトラバース3~日本三百名山全山人力踏破」。総移動距離2万キロ、累積標高52万メートル、3年7か月に及ぶを壮大な冒険に密着した様子を、これまでの放送から紹介しよう!


日本三百名山とは?
登山家で作家の深田久弥が選んだ日本百名山に、日本山岳会が選んだ200の名峰を加えたもの。

19 雲仙岳うんぜんだけ(長崎県)

19/300座 二百名山
(2019年8月15日放送より)
登山日:2018年3月7日
標高:1483メートル

山の特徴:島原半島の中央部にそびえる活火山。平成初期の噴火活動により誕生した平成新山をはじめ、20以上の山々から構成される。

Episode 1
大噴火が残したもの
登山道に転がる溶岩や火山弾など、1991年の噴火の痕跡を見ながら頂を目指す田中。噴火の影響で、一度は植生が失われた場所では、新たな命の息吹を感じることができた。

1991年の噴火で飛び散った火山弾。

20 多良たらだけ(長崎県・佐賀県)

20/300座 三百名山
(2019年8月16日放送より)
登山日:2018年3月10日
標高:996メートル

山の特徴:長崎県と佐賀県の県境に位置。古くから、修験者が厳しい修行をつむために訪れる信仰の山。

Episode 2
これぞ信仰の山
登山道の途中には、それぞれ異なる修行に励むさつ像が10体点在。さらに、山頂から少し歩くと、かつて修行僧が座禅を組んだとされる「座禅岩」が出現するなど、信仰の証しが随所に残されている。


21 振山ふりさん(佐賀県・福岡県)

21/300座 三百名山
(2019年8月19日放送より)
登山日:2018年3月17日
標高:1055メートル

山の特徴:佐賀県と福岡県の県境沿いに東西に連なる脊振山地の最高峰。山頂には航空自衛隊のレーダー基地がある。

Episode 3
予想外の寝坊
脊振山踏破へ50キロにおよぶ大縦走に挑む田中。しかし、登山当日の朝、2時間寝坊するという失態を演じてしまう。遅れを取り戻そうとペースアップするが、日没までに踏破できるのか!?

(NHKウイークリーステラ 2020年9月11日号より)

1983年、埼玉県生まれ。学生時代はクロスカントリースキー全日本学生選手権で入賞。卒業後、アドベンチャーレースの世界に飛び込み、パタゴニアンエクスペディションレース(2012、2013、2016)で2位入賞など、日本を代表するアドベンチャーレーサーに。2014年に日本百名山、2015年に日本二百名山の人力踏破に成功した。