こんにちは！ 「おむすび」広報隊長のOです。このコラムでは現場の裏側をスタッフ目線でお伝えしています。
さて、残すは年内最後の放送となった「おむすび」。
結（橋本環奈）と翔也（佐野勇斗）のもどかしいすれ違いはこのあとどうなるのかも気になるところですが、今日の放送では、歩（仲里依紗）のパラパラがまさに圧巻！でしたよね。今回は、そんな歩のパラパラシーンがどのように作られたのかをお話します。
これまでのコラムはこちらから見られます。合わせてご覧ください。
歩がセンター！ 抜群のオーラでパラパラを披露
今日の放送でパラパラを踊ったのは、歩やチャンミカ（松井玲奈）たち！
結たちハギャレンが糸島フェスで踊った時よりも、大人っぽい装いで、曲調も振り付けも少し激しめになっていましたね。
（糸島フェスでのパラパラを振り返る記事は、こちらからご覧ください）
フォーメーションは歩がセンター一列目！
ハギャレンのパラパラは主に横一列でしたが、歩たちのパラパラは四列構成でした。
衣装は「黒×ヒョウ柄」がドレスコード。
パラパラ全盛期に流行ったアイテム、厚底ブーツやしっぽ、テンガロンハットなどを各キャラクターに散りばめて、トータルコーディネートをしています。
それぞれの衣装の違いにもこだわりがつまっています！
歩のギャル仲間は、チャンミカ、メグタム、リオリオ、ムータン、ま～ゆ～、といったギャルネームの仲間たちです。
そして……渡辺孝雄（緒形直人）にも“ナベベ”というギャルネームがつきましたね。
今後、この歩たちギャルメンバーが大きく活躍する週もあるのでご注目ください！
本番まで何度も練習を重ねたパラパラ
想像以上に早いテンポで踊るパラパラ。独特のリズムがあり、筋肉痛になりそうな動きもあります。
9人全員がそろって振りを合わせたのは本番の約1週間前のこと。このリハーサルの時に全員が本番同様の衣装と靴を着用しました。担当助監督によると、この日、それぞれのレッスンや自主練の成果も出て、衣装でフォーメーションを組んで行うとさらに迫力が出ていたそうです。衣装でモチベーションが上がった出演者のみなさんの表情にも自信が出てきて、素晴らしい形へと完成していきました。
このシーンで、歩に背中を押されてパラパラの輪に入った翔也。実は本番まで、翔也役の佐野さんには事前にパラパラを見せることはしていませんでした。しかし、さすが佐野さん！当日のリハーサルを少し見ただけで、ほぼ覚えられていたそうです。
パラパラ曲のイメージは「絆」
楽曲タイトルは「UNITE！」
UNITEには“一体にする”“団結させる”などの意味がありますが、ドラマでは「絆」をイメージして、このタイトルになっています。
ギャルの仲間との絆、人と人との絆……翔也にも情熱が伝わったのではないでしょうか。
楽曲は、「おむすび」音楽担当・堤博明さんのオリジナル曲です。
テーマは「90年代のパラパラ音楽」。制作前に演出、助監督、パラパラ振り付け担当のみんなで意見交換をし、ちょうどそのころ流行った音楽などを参考にして、堤さんに制作していただきました。
みんなで意見交換をして、楽曲を聞いてからもまた意見交換……。そんなやりとりを経て、ついに出来上がった曲です。そのときの楽曲イメージメモに書かれていたワードはこちら！
・カリスマ性
・パッション
・仲間との絆
・熱い気持ち
・真っすぐな想い
・かっこいいぶれない生き方
・熱いものを感じてほしい
いかがでしたか？
今後も「おむすび」ではギャルにとどまらず、いろいろな形で、大切な思いを熱く届けていきたいと思います。
「おむすび」は明日12月27日（金）が年内最後の放送になります。観てくださっている方、本当にありがとうございます。
新年の放送は1月6日（月）からです。この先も結や翔也をはじめ、家族や仲間たちが繰り広げる物語を、引き続きお楽しみください。
そして皆様、よいお年をお迎えください！
連続テレビ小説「おむすび」総集編・前編
12月29日（日）総合 午前8:00～9:25
2024年に放送された連続テレビ小説「おむすび」第1週～第13週までを85分にギュッと凝縮。ヒロイン結の青春から社会人として巣立つまでをまとめた総集編・前編。
「おむすび～お正月スペシャル～」
1月4日（土）総合 午前8:00～8:15ほか
1月6日（月）の「おむすび」放送再開を前に、ヒロインの祖母役・宮崎美子さんと結の恋人役・佐野勇斗さんをゲストに迎え、昨年の印象深かったシーンや今後のおむすびを語り合う特別版。
出演：宮崎美子 佐野勇斗 高瀬耕造アナウンサー
