こんにちは! 「おむすび」広報隊長のOです。このコラムでは現場の裏側をスタッフ目線でお伝えしています!
今週の第10週は、仲間と力を合わせて“炊き出し隊長”として活躍した結(橋本環奈)。来週の第11週(12/9~)では、いよいよ就職活動がはじまります……! 今回は、日々学びを受けている栄養士の専門学校の裏側についてお話しします。
これまでのコラムはこちらから見られます。合わせてご覧ください。
結が通う専門学校の“所在地”に注目
栄養士を目指して専門学校に通っている結ですが、入学当初は想像以上の課題や実習に戸惑い、授業の厳しさに直面していましたね。
「こんな難しい事やるとか知らなかった」(第8週/第38回放送)と、結がドラマの中でも言っていましたが、実際に番組制作をする上で、さまざまな学校や関係者に取材をさせていただきました。そして、「栄養士になるための勉強ってこんなに大変なんだ……!」とスタッフ一同も、ビックリしました。
そんな専門学校のシーンですが、結が通っている「神戸栄養専門学校」の基本設定がこちら!
所在地:〒650-0187 兵庫県神戸市中央区矩町6-9-1
ドラマなのでもちろん架空の所在地です。作成した助監督によると、“栄養学の父”と言われ、日本に栄養士という職を生み出した科学者・佐伯 矩博士の名前の一部からとったそうです! 場所は神戸の三宮あたりをイメージしています。
生徒数は1クラス20人。1学年に4クラスで、全校生徒は160人という設定。調理実習のみ、2クラス合同の40人で行います。
放送を見てくださっている方はご存じの通り、調理実習では4人ずつのグループに分かれ、結・沙智(山本舞香)・佳純(平祐奈)・森川(小手伸也)たちはJ班です。
J班の各メンバーの、基本の持ち物がこちら! キャラクターに合わせて細かく設定が組まれています。
【結・佳純】 教科書/ルーズリーフ/筆記用具/カバン
【沙智】 教科書/ノート/筆記用具/カバン/電卓(何かあったときのために常に持参)
【森川】 教科書/手帳型のノート/筆記用具/カバン
同じ授業を受けていても、どんなノートに書くかは個性が出ますよね。
沙智は陸上時代に手書きでノートに記録をつけていた名残でノート。モリモリ(森川)は不動産会社に勤務していた時代に手書きで手帳を使っていたのでその名残で手帳。カスミン(佳純)は結と同じルーズリーフで、色鉛筆を使い、絵が上手という設定なのです。
ちなみに下の写真は、第8週・第40回(11/22放送)で調理実習をしたときのJ班の献立。表の上にある絵はカスミンが、下の表は結が書いたという設定でした!
そして、調理実習といえば結たちのJ班だけでなく、A~I班それぞれの献立も作成していますので、ご紹介します(余談ですが、勉強しないとこのような献立は作れないので、「おむすび」スタッフも栄養の勉強をしました!)。
授業のホワイトボードにもこだわりが!
また、授業中のシーンでは先生の後ろにホワイトボードがありましたよね。こちらも、それぞれの授業によって書かれている内容が違うので、各先生のシーンごとにホワイトボード用の原稿があります(放送では一部しか映っていないかもしれませんが、原稿はホワイトボード全面を考えて準備しています! そのうちの一部をお見せします)。
例えば……
●第8週「解剖生理学」
●第8週「英語」
●第8週「食品栄養学」
●第9週「運動生理学」
このように、劇中では画面には映らない部分にも、こだわりがあります。画面の細部にも注目してみてください。ちょっと違った楽しみ方が見つかるかも。
おまけ! 来週の第11週(12/9~)の放送のどこかに出てきます!
そして、結たちはいよいよ就活へ! それぞれ、どのような進路を希望し、進んでいくのか……。今後の展開にも注目の「おむすび」、お楽しみください!