ことし秋から放送開始の、連続テレビ小説「おむすび」。4月4日(木)、ロケ地である福岡県糸島市の市役所で取材会が行われ、主人公・米田結を演じる橋本環奈さん、結の姉・歩役の仲里依紗さん、祖母・佳代役の宮崎美子さん、祖父・永吉役の松平健さん、そして制作統括の宇佐川隆史チーフ・プロデューサーが出席した。


「おむすび」は、朝ドラの第111作。平成の福岡、神戸、大阪を舞台に、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとするギャル・結が、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、人々の縁を結んでいく“平成青春グラフィティ”。

ドラマは3月23日にクランクイン、3月26日に糸島でのロケがスタート。この日は地元の商店街で撮影が行われたという。

自身も福岡出身という橋本環奈さん。演じる結にとって、糸島はどんな場所かと問われ、

「故郷である福岡で撮影ができることを、私自身本当に嬉しく思っています。これまで撮影したシーンで言うと、結はいつもチャリ(自転車)をこいでいて、田んぼ道の中を爆走するんですが、そのときの景色が本当に綺麗なんです。でも、それは結にとっては当たり前の景色。糸島の町も、食べ物も、海も山も畑も大好き、結にとっては全てが大切な宝物みたいな場所なんだろうなと思いながら演じさせていただいています」

と、ロケで感じたことを交えてコメント。また、撮影で印象に残っていることとして、

「イベントで、ギャルのダンス『パラパラ』を踊るシーンがあって、糸島の皆さんがエキストラとして集まってくださいました。海水浴場で3日間かけて撮影したので、多分放送の中でもすごいボリュームになるんじゃないかなと思います。それ以外でも、撮影していると街の人たちが温かく『おかえり』と言ってくれたりするのが、すごく嬉しいなと思います」

と笑顔を見せた。そして、糸島ロケの印象について、仲さんは、

「糸島には今回初めて訪れました。実は私、実の妹から『糸島って映えるよ』という話を聞いていたんです。実際来てみたら、海辺とか自然も素敵だし、お洒落なカフェがあったりして、『これは若者にバズるな』と感じましたね」

と語った。続いて宮﨑さんは、

「地元の方に、文字通り手取り足取り教えていただきながら、野菜の収穫のシーンなどを撮りました。今、本当にいい季節ですよね。桜、タンポポ、レンゲ、シロツメクサ……懐かしい花がいっぱい咲いていて。全国の皆さんに、この“ふるさと感”ある景色が伝わるといいなと思います」

と、糸島の自然の美しさを称えた。そして松平さんは、

「私も糸島には初めて来たのですが、海がすごく綺麗ですね。海辺で行われるイベントの撮影があって、たくさんの地元のエキストラの方に集まっていただきました。皆さんが笑顔で迎えてくださったのが、本当に嬉しかったです。大変温かい、いい雰囲気の中で撮影させていただいております」

と、地元の人々への感謝を述べた。
また、結と歩は平成のギャルという設定。記者から“ギャルファッション”での撮影について聞かれた橋本さんは、

「仲よしのギャル5人で、ステージ衣装みたいな形でウィッグをかぶり、付け爪を付けてパラパラを踊ったんですが、爪がちょっと不自由というか、本当に長いんです。何もできない(笑)。スタッフさんに、『すみません』と謝りながら靴下を履かせてもらったりしてました」

と茶目っ気たっぷりに解答。そんな橋本さんの言葉を受け、仲さんは、

「私は女優やってない時がギャルなので、普段から爪が長いんです。だから“不自由”なのが通常。私生活の延長みたいな感じになると思います(笑)。今、会見で着ているこの服は何なのかについては、ネタバレになるのであまり詳しくは言えないんですけれども、妹との関係、家族との関係が、こうやって服に現れるので、そこは皆さん楽しみにしていただければなと。それに、実は令和の今、平成のギャルのファッションがすごく流行っているんです。だから今の若者にもこの朝ドラが響くんではないのかなと思っています」

最後、会見に登壇した家族での撮影について問われた橋本さんが、

「実は家族のシーンって、まだあまり撮っていないんです。家族の撮影が本格化するのはこれからですが、楽しみにしているのは、やっぱり食卓のシーンです」

と期待を寄せると、宮﨑さんは松平さんに目くばせしつつ、

「私も全員でご飯食べるシーンがどんな風になるかワクワクしています。それに、何があってもこのおじいちゃん(松平)がいますから、何があっても乗り越えられると思える家庭です。ね?」

とニコリ。松平さんも、

「米田家の食事シーンから、1つの食卓を囲む家族のあり方、幸せ、そんなものを楽しんで見ていただけるんではないかと思っております」

とはにかんだ。

制作統括の宇佐川チーフ・プロデューサーは、

「 橋本環奈さんが糸島に降り立ってお芝居を始めた瞬間、『あ、米田結がいる』と感じて涙が出そうになりました。 橋本さんのお芝居の力はもちろん、ご自身が幼いころから遊びに来ていたという糸島という土地の力も借りて、のびのびと芝居をされているのが本当にうれしいです」

と手ごたえを語った。撮影はこのあと4月中旬ごろまで続く予定。糸島で生き生きと暮らす米田家の姿を見るのが、今から楽しみだ。


2024年度後期 連続テレビ小説「おむすび」

2024年秋放送スタート
毎週月曜~土曜 総合 午前8:00~8:15ほか

作:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩