106歳の父、堀江正夫さんの健康長寿を支えてきた、料理研究家の堀江ひろ子さん。大家族・堀江家の食卓をあずかるひろ子さんに伺った健康的な食事術、今回はその実践編「堀江さん直伝レシピ」を紹介します。
(前編はこちらから)
(中編はこちらから)

堀江さん直伝
深夜便オリジナルレシピ①

いんげんの肉巻き

材料

  • 豚薄切り肉(肩ロース)…8枚(150g)
  • さやいんげん…12本(50g)
  • 青じそ…8枚
  • A しょうゆ、かたくり粉…各大さじ1、マヨネーズ…大さじ1/2

作り方 

  1. ボウルに豚肉を入れ、Aの材料を加えて全体にまぶす。さやいんげんは両端を切り落とし、長さを半分に切る。
  2. ラップを広げた上に豚肉2枚を少し重ねて広げ、青じそ2枚を置き、さやいんげんの1/4量をのせて端からしっかり巻く。同様にあと3つ作る。
  3. 耐熱の皿に、2の巻き終わりを下にして並べる。ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W) で4分間加熱する。粗熱が取れたら、3等分に切って器に盛る。
オクラや千切りのにんじんを巻いても!
いんげんと同量にすれば、加熱時間は同じでOK!

堀江さん直伝
深夜便オリジナルレシピ②

ししゃものカレーマリネ

材料

  • ししゃも…8~10匹(150g)
  • たまねぎ…中1個(200g)
  • にんじん…4㎝(50g)
  • カレードレッシング
    酢、サラダ油…各大さじ1と1/2、しょうゆ…大さじ1、砂糖…小さじ2、カレー粉…小さじ1

作り方 

  1. たまねぎは薄切りに、にんじんは千切りにする。カレードレッシングの材料を混ぜ合わせておく。
  2. 耐熱の皿にししゃもを並べ、ししゃもを覆うように1.の野菜をのせ、カレードレッシングを全体にかける。ラップをかけずに、電子レンジ(600W)で6分間加熱する。
ししゃもはカルシウムも豊富。
野菜の水分でししゃもが蒸され、軟らかく食べやすくなります。

堀江 ひろ子 (ほりえ・ひろこ)

1947(昭和22)年、元参議院議員の堀江正夫、料理研究家・堀江泰子(やすこ)の長女として生まれる。 日本女子大学家政学部食物学科に在籍中から母の助手を務め、料理研究家として活動の場を広げる。料理教室をはじめ、テレビ・書籍・企業のメニュー開発などでレシピを発表。身近な食材で誰にでも作れる再現性の高いレシピにファンが多い。著書に『100歳まで元気でボケない食事術』(主婦の友社)がある。

料理撮影/南雲保夫 構成/石田純子
(月刊誌『ラジオ深夜便』2022年6月号より)

購入・定期購読はこちら
12月号のおすすめ記事👇
▼前しか向かない、だから元気! 池畑慎之介
▼闘う現代美術家 村上隆の世界
▼毎日が終活 菊田あや子
▼深い呼吸で心を穏やかに 本間生夫 ほか