翔也(佐野勇斗)から、なぜいつも寂しそうな顔をしているのかと聞かれたゆい(橋本環奈)は、神戸に住んでいた6歳の頃の思い出を語り始める。

その頃、まさ(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)は床屋をやっていて、「セーラームーン」が大好きだった当時の結(磯村アメリ)はその絵を描いたり、扮装ふんそう真似まねたりして、姉のあゆみ(高松咲希)にセーラームーン風の髪を結ってもらっていた。

ところが1995年1月17日の未明、大きな地震に結たちは遭遇し、慣れ親しんだ自分の家が倒壊してしまったのを目の当たりにする。